面接で、何を見られているのかあまりにも予測できないと戸惑ってしまうだろう。現在、事務管理の仕事をする40代前半の女性(愛知県/正社員・職員/年収500万円)は、転職活動の際、面接で「役員との会食に呼ばれた」と振り返った。(文:永本かおり)
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「食事の際のふるまいでその人の人間性がよくわかると思いますので……」
女性は転職活動をする中で、サービス関連業の二次面接に進んだ。その面接は、普通に会社で行われたのではなかった。「料亭で役員との会食に呼ばれた」と女性は明かす。
会食のメンバーは、「社長と専務と自分」だけだったという。いきなりツートップ対自分だけで食事をするという思いもよらない展開だ。
「(面接後の)職種は役員付秘書ですが、座敷での当方のふるまいが見たかったのか、単に内々定後の親睦のための食事なのか目的は不明です」
しかし結局「他の企業の採用が決定したので、お断りをしました」とのこと。最後に、
「個人的な主観に過ぎないが食事の際のふるまいや食べ方はその人の育った背景や人間性がよくわかると思いますのでそれも理由かもしれないです」
と考察していた。