大卒か高卒か、有名校かどうかでその後もキャリアも変わってくる。キャリコネニュースでは「学歴」に関するアンケートを行っているが、今回は短大卒と高卒の女性の声を紹介する。(文:コティマム)
※キャリコネニュースでは学歴をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/K0DQY3O9
「入試に受かる実力や論理的に考えることを身に付けた方が社会に出て役に立つ」
千葉県の50代女性(メーカ系/正社員/年収600万円)は短大卒。「大手精密機器メーカー(勤務)ですが、周りは大卒院卒の理系ばかりです」と語る。女性は文系の短大から推薦で入社し、学力試験もなかったという。
「社内の方は論理的な思考力や応用力がある方が多く、新人もプレゼンが上手な人ばかり……。自分なりに考えて仕事をしているつもりですが、私だけ『理解できてない?』ということが度々あります」
職場で「学力による違い」を感じている女性は、「高校で大学入試に受かる実力をつけたり、大学で論理的に考えることを身に付けた方が、社会に出てから大いに役立つと思いました」と綴っている。
高卒から専門コンサルに就職したが……
「私は高卒です」と語るのは、福岡県の30代女性。専門コンサル職に就き、年収は550万円だ。女性は家庭の事情で高卒から就職した。
「今の職場に入って14年目で、自分なりには頑張ってきたと思ってます。ただ私が入社して3年後には『大卒のみの採用基準』を設けられ、どんなに今の職場で頑張っても、次の転職は厳しいのだろうと感じさせられることは多々あります」
女性は自身の経験から、「働いてみないとその人となりは分からないにしても、結局ファーストの振るいは学歴なんだなと思います」と感じている。