人に会うのが仕事のような営業職は、ときに変わった人物に遭遇する。海外との取引があればなおさらだ。キャリコネニュースで「仕事で出会った変な人」のエピソードを募集したところ、東京都に住む営業職の男性(60代前半/年収500万円)が、海外の技術者から妙なメールが届いたというエピソードを明かした。(文:okei)
※キャリコネニュースでは「仕事で出会った変な人」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/PKH4JB64
「自分は世界の珍しい切手を集めている」
あるとき男性のもとに「欧州の有名電気メーカーのベルギー人技術者から、『Very special request』(編注:非常に特別なリクエスト)なる表題のメール」が送られてきたという。メールには、冒頭に
「今から言う事はとても重要なことだから心して読んで欲しい」
とあったそうだ。何かと思えば、その内容は
「自分は世界の珍しい切手を集めている。先日日本に出張に行ったときは時間が無くて探せなかった。適当に見繕って送って欲しい」
というお願いだった。男性は
「唖然としたがこれも仕事の一環(?)と思い対処したが、一生忘れない記憶」
「ちなみこの彼は日本出張時随行したが、1週間いて服装はルパン三世のように全く変わらなかった」
と述懐していた。
その技術者は出張にスーツ1着しか持ってこなかったのだろうか。男性は「当人は特別仕事が出来るわけでは無かった」が、普通に仕事は出来ていたと綴り、「海外に行くと時々変な面白い人間によく会う」と感想を漏らしていた。