こうの史代「この世界の片隅に」が、上下巻の新装版となって登場。本日5月20日にコアミックスから発売された。
【大きな画像をもっと見る】「この世界の片隅に」は、太平洋戦争中の広島県呉市を舞台にした、ある家族の物語。18歳にして北條家に嫁ぐことになった女性・すずが、新しい環境や暗い時代の波に戸惑いながらも朗らかに生き抜く姿を描く。アニメ映画化、TVドラマ化もされた。新装版上巻には、こうのが自ら歩きながら描き留めたスケッチブック「呉紀行」が初収録されている。
なおコアミックスはこうの作品の新装版を連続刊行中。4月には「街角花だより」「夕凪の街 桜の国」の2冊が発売されており、6月20日には「さんさん録」「長い道」、7月20日には「ぴっぴら帳」上・下が発売される。これを記念して初期名作「ナルカワの日々」復刻版の応募者全員プレゼント企画も実施。各新装版の帯に付属している応募券を計4枚集めることが申し込み条件になっている。応募締め切りは8月24日。