ロレアルがスパーティーに出資　日本でのベンチャー投資は初

ロレアル・グループが、コーポレートベンチャーキャピタルファンドBOLD（Business Opportunities for L'Oréal Development） を通じて、日本のD2C美容スタートアップ企業のスパーティー（Sparty）に少数株主として出資する。ロレアルが日本で行う初のベンチャー投資となる。

　スパーティーは、パーソナライズドヘアケア「メデュラ（MEDULLA）」、パーソナライズドスキンケア「ホタル パーソナライズド（HOTARU PERSONALIZED）」、パーソナライズボディメイク「ウェイトレス（Waitless）」を立ち上げ、日本におけるパーソナライズドD2Cビジネスモデルを構築する。
　日本ロレアルのジャン-ピエール・シャリトン代表取締役社長は「日本は世界の中で最も洗練された、影響力のある美容市場の一つです。特に美容の分野では、“パーソナライズ”に関連する新しいトレンドやイノベーションが顕著に表れてきており、パーソナライズ美容の先駆者であり、日本のD2C市場の抜本的に改革してきたスパーティーと提携できることを大変うれしく思う」とコメント。
　スパーティーの深山陽介CEOは、「スパーティーのパーソナライゼーションにおける実績と、世界の美容市場におけるロレアルのリーダーシップにより、私たちは次の成長への道を歩み始め、日本および世界でさらに事業を拡大できると確信している」と期待を示した。

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