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【保温するだけ】炊飯器で『温泉たまご』を作ってみた

2022年05月16日 09:01  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
スイッチひとつでホクホクの美味しいごはんが炊ける魔法の家電、炊飯器。お米だけでなく、SNSでは炊飯器を使ってさまざまな料理を作るレシピが紹介されています。とはいえ、レシピの中には材料を切ったり、計量したりと、ズボラ主婦の筆者にはハードルが高いもの少なくありません。



ところが、ついに見つけてしまったのです! 材料がお湯と卵のみという『温泉たまご』の炊飯器レシピを! ということで、早速挑戦してみました!!

○炊飯器にお湯を入れて保温するだけ!



そもそも「温泉卵」は、70度前後のお湯で30分程加熱すれば作ることができるそうです。でも、ここで気になるのが「どうやって70度をキープしたら良いの?」ということ。ズボラ主婦は、30分もコンロの前に立ちながら、お湯の温度管理なんてできません…。



でも、そんなときに役立つのが「炊飯器」なのです!! 炊飯器の保温の温度は65度~75度らしく、温泉たまご作りにちょうど良い温度になるのだとか。


手順はとてもシンプルで、炊飯器にお水200ml、お湯1lを入れ、そこに卵を投入し、保温のスイッチを押すだけ。これだけなんです!!!!!!!!!!!!


保温時間によって温泉卵のかたさが変わるようなので、今回は時間別に実験してみることに。保温時間15~40分の間で5分ごとに取り出し、かたまり具合を比べてみました。


炊飯釜から卵を取り出し、氷水でサッと冷やしたら完成。気になる中身はというと……。



まず15分保温した卵は、白身が白くなっているものの、まだまだ生卵のようなやわらかさ! お箸で割ると、黄身が流れ出てきました。


20分では、温泉たまごらしいトロトロの白身で、黄身はお箸で割ると、トロッと流れ出る感じです。


感動は25分保温した卵を割ったときに訪れました!! 割った瞬間「お!!!! これは温泉たまごのあの感じ!」という感触だったのです。黄身にも少し粘り気が出ていて、好みの方が多そうだなという印象でした。


30分になると、ついに黄身がかたまり始めました。トロトロの白身と黄身が一緒にかたまってきた感じです。お箸で黄身を割っても流れ出てきません。少しかためが好きな方は、30分くらい保温しても良いかもしれません!


35分にもなると、黄身もお箸でつかめてしまうくらいのかたさで、中身が流れ出ることもありません。温泉たまごとしては、少しかたまりすぎの印象です。

40分保温したものは、黄身が弾力のある塊になっていました。


今回は、かたさの比較をわかりやすくするために、1時間加熱したものもあります!



これはもう「ゆでたまご」と言っても過言ではないです。むしろ、ゆでたまごも炊飯器で作れてしまうんですね。


15分から40分まで5分ごとに保温時間を変えた「温泉たまご」見た目の比較はこちら! 筆者は25分と30分で取り出したものが好みだなと思いました。


子どもたちはかために出来上がったものを好んでいましたし、旦那さんはやわらかいものを「たまごかけごはん」にして「美味しい!」と食べていました!

○これだけは気をつけて!



今回、実は実験を2回しました。これらの結果は2回目のものです!



一度目は氷水で冷やす時間を1時間ほどとっていました。しかも、全部の卵を同じボウルに入れたため、卵どうしの温度で温まってしまったのか、黄身にやわらかさの無いものばかりが出来上がってしまったのです。


作り方は簡単ですが、氷水でサッと冷やすのがポイントで、お好みの加熱時間を見極めるのが大事だなと思いました!

○お好みのかたさでアレンジ料理も楽しく!



個人的には25分間保温して作った温泉たまごが好みです。添えるお料理によってかたさを変えてみるのも良いかもしれません。



これからの季節、冷やしうどんに添えても美味しいでしょうし、朝ごはんにサッと出すと、自宅にいながら温泉旅館のような朝食メニューになって、なんだか心もお腹も満たされそうだなと思いました。



筆者はキムチに温泉たまごを乗せてみました。キムチの辛味と温泉たまごのまろやかさが絶妙の一品です!!!!



皆さんも、ぜひ試してみてください!


※本稿の内容を実行したことによる損害や障害などのトラブルについて、執筆者および編集部は責任を負うことができません。記載内容を行う場合は、その有効性、安全性など十分に考慮いただくようお願い致します。記載内容を参考にしていただき、ご自身の暮らしにお役立ていただけますと幸いです。(安藤美耶)