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「汚部屋」片付かないもの1位は? - 小物、本、趣味関連も上位に

2022年05月12日 08:21  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
A-LIFEは5月10日、「ゴミ屋敷予備軍」に関する調査結果を発表した。同調査は3月4日~8日、物やゴミが部屋にあふれて困った経験がある729名と、その家族307名を対象に、インターネットで実施した。


今回、調査対象となったのは、物やゴミが部屋にあふれて困った経験がある人で、年齢分布は40代が最も多く269人、次いで50代(255人)、30代(173人)、20代(32人)という順になった。



現在も片付けに関する悩みはあるか聞くと、8割以上が「ある」(86.1%)と答えた。どのような悩みがあるか尋ねたところ、「片付け自体が苦手」(64.3%)が最も多く、「物が増える」(58.2%)、「片付けてもすぐに散らかる」(47.7%)、「やる気が起きない」(45.8%)、「片付けの時間がない」(36.6%)、「片付けの習慣が身に付かない」(27.6%)が続いた。


具体的に何を溜めてしまうかという問いに対しては、「衣類」(63.7%)が最も多く、次いで「小物(アクセサリー など)」(34.7%)、「本」(34.4%)、「趣味関係のもの(カメラ、フィギュア、カード など)」(33.7%)、「日用品(洗剤・トイレットペーパー など)」(28.0%)という順になった。


自身の性格について当てはまるものを聞くと、最も多い回答は「面倒くさがり」(66.9%)だった。次いで「大雑把・ズボラ」(41.2%)、「物が捨てられない(もったいない精神が強い/優柔不断)」(39.2%)、「やることを先延ばしにしがち」(27.5%)、「物忘れが多い」(16.2%)となっている。

片付けができない(できなかった)ことに関して、性格以外で考えられる理由やきっかけについて尋ねたところ、「ストレス」(40.9%)という回答が最も多かった。「片付けに割く時間がないこと」(39.6%)、「仕事や勉強の負荷が大きいこと」(27.5%)、「環境の変化(一人暮らしになった など)」(14.8%)という回答も多い。


どのような習慣から部屋が汚くなっていくと思うか尋ねると、54.1%が「出したものを元の場所にしまわない」と答えた。次いで「物の置き場所が決まっていない」(47.9%)、「床に物を置く」(46.8%)、「見えないところに物を隠す」(29.8%)、「ゴミをすぐにゴミ箱に捨てない」(25.6%)、「収集日にゴミを出さない」(18.8%)となった。


片付けに関する悩みが解決に至ったきっかけについて聞くと、最も多い回答は「思い切って物を捨てた」(46.0%)だった。「意識や習慣を変えた」(31.0%)、「引越しをした」(25.0%)も多くなっている。


片付けの悩みを解決できた人に、片付けのコツやアドバイスを自由回答で答えてもらったところ「物を増やさない、買わない」(30代/女性)、「迷ったら捨てる」(30代/男性)、「人の目があると良い」(40代/男性)といった声が寄せられた。



片付けられず困った人の家族に、片付けられないことをどう思っているのか尋ねたところ、「自分では必要な物だと思い込んでる」「本人に自覚がないので仕方ない」「誰にでも苦手な事はあるから仕方ない」「諦めている」などの回答があった。



片付けに関して本人に伝えたいこととしては、「最低限いつ人が来てもいいくらいには綺麗にしておいて欲しい」「毎日5分とかひとつだけで良いので、やってみて欲しい」「片付けられないなら物を増やさないことを考えてほしい」などだった。(フォルサ)