新しく入った社員が次々に辞めていくのには、何らかの理由がある。東京都に住む30代前半の女性(事務・管理/年収300万円)は、勤務先で新人が定着しないワケを「とにかく面接官である代表に見る目がない」と指摘し不満を漏らす。(文:谷城ヤエ)
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「入社後にミスマッチを起こして自分から退職をしていく社員も多い」
「面接に立ち会った社員は『採用はやめた方がいい』と進言している人材にも、代表の勝手な判断で内定を出す。結果、入社後に素行不良や経歴の虚偽などが発覚し、退職勧奨で辞めさせるパターンが多数」
その場にいた社員の意見をガン無視するとは、面接の意味はあるのだろうか。また、「入退社があるたびに会社の方針が変わるので、入社後にミスマッチを起こして自分から退職をしていく社員も多い」という。
入った途端に経営方針が変わっていれば、騙し打ちされた気分になりそうだ。女性は「2年間在籍している」が、その間に27人もの社員が辞めたという。「ちなみに会社全体で10人もいない規模」だそうだ。
「自分も再来月で退職するので、これで1年以上在籍している社員はゼロになる」
と淡々と綴っていた。代表の考えが変わらなければ改善の余地はなさそうだ。