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東京国立近代美術館が開館70周年、所蔵200点を展示する作品展開催

2022年05月11日 12:02  Fashionsnap.com

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藤川勇造「詩人 M」1925年

Image by: 東京国立近代美術館
東京国立近代美術館が開館70周年を記念して、収集したコレクションによって美術館の歩みを振り返る作品展「MOMAT コレクション」を5月17日から10月2日まで開催する。同展では、1万3000点を超える所蔵作品から選抜した約200点を展示。19世紀末から現代までの日本美術の歴史を、海外作品も交えながら多様な切り口で紹介する。

 3階で開催される「70 周年をふりかえる 同時代の展望と収集」では、若手画家の登竜門となった安井賞展の初期の受賞作や、戦後海外で活躍するようになる作家たちに目を向けた「在外日本作家展」の作品など、これまで収集した約30点のアート作品を展示。同美術館が1950年代から1980年代にかけて、同じ時代の美術とどのように関わってきたかを紹介する。
 小特集「ぽえむの言い分」では、藤川勇造の「詩人 M」やパウル・クレーの「花のテラス」など、詩に関係する約40点の作品を展示する。また、同美術館で6月7日から開催される「ゲルハルト・リヒター展」にあわせ、所蔵の全リヒター作品を紹介。「抽象絵画(赤)」「シルス・マリア」「STRIP (923-33)」「9つのオブジェ」の4作品が披露される。
 観覧料は一般が500円、大学生が250円、高校生以下および65歳以上が無料で、20人以上の団体では割引が適用される。

■所蔵作品展「MOMAT コレクション」会場:東京国立近代美術館所蔵品ギャラリー 2階~4階会期:2022年5月17日(火)~10月2日(日)休館日:月曜日(7月18日、9月19日は開館)、7月19日(火)、9月20日(火)営業時間:10:00~17:00観覧料一般:500円大学生:250円高校生以下および65歳以上は無料公式サイト ■同時開催「ゲルハルト・リヒター展」会期:2022年6月7日(火)~10月2日(日)