トップへ

元フジテレビ・久慈暁子、有名女優たちが所属する事務所に“出戻り”で「宇垣美里の女優路線」を狙う可能性

2022年05月10日 12:10  週刊女性PRIME

週刊女性PRIME

久慈暁子(本人のインスタグラムより)

 4月末をもってフジテレビを退社した久慈暁子が、5月1日、自身のインスタグラム上で「大学時代に所属していたインセントにてマネージメントをして頂く事になりました」と報告した。

 学生時代、同事務所でモデル業などを展開していた久慈は、2017年4月に“鳴り物入り”でフジへ入社し、同年7月には冠番組『クジパン』を担当。この『パンシリーズ』なる深夜番組は、フジのエースアナウンサー候補の“登竜門”といわれていて、久慈はシリーズ史上最速の入社4か月目で番組を任されたわけだが、放送期間も史上最短の3か月で終わった。

芸人からのイジりで“ガチ泣き”

「期待の新人ともてはやされていた久慈ですが、18年2月に開催された平昌オリンピック後の記者会見では、男子フィギュアスケート・羽生結弦選手への質問で“美味しかった料理など、教えていただけたら嬉しいです”とぶつけたことが話題に。さらに同年6~7月開催のFIFAワールドカップ後の記者会見でも、キャプテンを務めた長谷部誠選手に対して“長谷部選手のインスタグラムが感動を呼びました。どう捉えていますか?”と尋ねるなど、とにかくアナウンサーとしてトンチンカンというか、ポンコツぶりが目立ちました」(スポーツ紙記者)

 また、21年4月発売の『週刊文春』(文藝春秋)はフジの複数アナによる“ステルスマーケティング問題”を報じ、久慈も疑惑のメンバーに含まれていた。なお、同年12月にはニュースサイト『文春オンライン』が久慈のフジ退社をスクープし、今年1月、本人が正式に発表。

 その後、2月26日放送の『さんまのお笑い向上委員会』では“ケンカ芸”で知られるお笑いコンビ・鬼越トマホークの坂井良多から「お前が辞めても、フジテレビに1ミリもダメージねえからな!」とイジられた久慈が、“ガチ泣き”してしまったことも話題になった。

「そんな久慈ですが、今月からは古巣のインセントに出戻って再スタートを切ることに。フジを退社するにあたって、これまでのレギュラー番組はすべて降板しているためか、久慈はインスタに“また新たな形で皆様にお目にかかれれば幸いです”とつづっています」(同・前)

 フジの女子アナといえば、3月末に久代萌美も退社し、4月から吉本興業に所属。同21日には『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)で脱・局アナ後初のテレビ出演を早々に果たし、夫であるYoutuberコンビ『北の打ち師達』のはるくん関連のトークを武器に、バラエティ番組やイベントなどで活躍している。

 久代より1か月遅れてフジを離脱した久慈も、同じようにバラエティから攻めていくという道を選ぶかもしれない。ただ、ネット上では久慈に関して「芸人からイジられて泣いてしまうようでは、バラエティは厳しい」という意見も。久慈と久代のキャラクターや、それぞれの所属事務所の雰囲気も異なるため、売り出し方も違ってくるだろう。

有名女優たちが所属する事務所

もしかすると久慈は、19年3月末にTBSを退社してオスカープロモーション所属となった宇垣美里と似たような路線もあり得るかもしれません。宇垣はTBSを辞めてからすぐにフォトエッセイ『風をたべる』(集英社、19年4月)を発売し、直後にはファッション誌『anan』(マガジンハウス)の表紙を飾りました。久慈もモデル経験を生かし、まずはそのルックスで勝負できる仕事からこなしていくのもアリなのでは」(テレビ局関係者)

 さらに、宇垣は21年7月期の連続ドラマ『彼女はキレイだった』(フジ系)に出演すると、今年も1月期の『ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○』(同)、4月期の『明日、私は誰かのカノジョ』(TBS系)とオスカー所属らしく、女優としての露出が増えている。

インセントも、山本美月や山本舞香、桜井日奈子といった女優陣を抱えていますから、久慈もとりあえず“バーター出演”などからチャンスをもらえる可能性があります。もちろん、久慈自身がどうしたいのかにもよりますし、方向性が定まるまで時間がかかるかもしれませんが……。

 ちなみに、宇垣もオスカー入り直後はそれなりにバラエティ出演していて、19年7月放送の『ダウンタウンなう』(フジ系)では、TBS退社前に報じられていた自身の“コーヒーぶちまけ事件”について触れた上、内部での出来事が週刊誌に載ったことには“(TBSの)民度が知れるわ”と言い放つという過激さで注目を集めていました。そんな宇垣のキャラクター性も魅力に繋がっていると思うので、久慈が簡単に真似できるものでもなさそうです」(同・前)

 久慈がバラエティに呼ばれ、フジでの失敗談や裏話などを暴露できれば話題にはなるだろうが、下手すると自身が批判にさらされることも。再スタートの第一歩目は、慎重に踏み出してほしいものだ。