2022年05月10日 10:11 弁護士ドットコム
公園で知らない人に自分の子どもの写真を撮られた——。こんな経験のある人はいませんか。
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神奈川県に住む葵さん(30代女性)もその一人。近所の公園に毎日現れる「カメラおじさん」に悩まされているといいます。
(この漫画は弁護士ドットコムに寄せられた相談を元にしています)
吉田弁護士の話を聞いた後、また例の公園でカメラおじさんと遭遇しました。勇気を振り絞って「撮影は遠慮してもらえますか」と言った私。
「ダメなの? 可愛いと思ったんだけどね」「実は写真コンテストのスナップで応募しようと思っていて、最近撮りに来ていたんだ」
決して悪意のありそうな方ではありませんでした。「肖像権の侵害になる可能性がある」という話をすると、おじさんは「なるほど。そういうことか。確かにネットにアップされちゃったりすると厄介だもんね。これからは気をつけるよ」と納得した様子でした。
カメラ愛好家も決して悪意のある人ばかりではありません。ただ、中には悪用されるケースもあるので、これからも目を配っていきたいと思います。