トップへ

「代々木公園」既存建物の解体工事に着手、2024年春に供用開始

2022年05月09日 12:42  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

写真
代々木公園 既存建物の解体工事がスタートした。民間資金を活用する公募設置管理制度(パークPFI)を適用した代々木公園整備・管理運営事業において、東急不動産、東急、石勝エクステリア、東急コミュニティーの4社が5月9日から解体工事に着手。2023年4月頃に新築工事を始動し、2024年春に供用開始を予定している。

 パークPFIは都市公園法に基づいて、都市公園で飲食店、売店などを設置する民間事業者を公募により選定する制度。事業者は設置した施設から得られる収益を活用して、その周辺の園路、広場等の公園施設の整備などを行う。東急不動産をはじめとする4社は2022年1月25日付で代々木公園整備・管理運営事業の認定計画提出者となり、3月31日に東京都と同事業に関する実施協定を締結した。
 代々木公園整備・管理運営事業では「都市と公園を繋ぐ」をテーマに設定。公園内にスケートボードができる「アーバンスポーツパーク」やイベント用の「にぎわい広場」などを開設する。利用者の心身の健康を支援する取り組みとして、代々木公園でのランニングをサポートする「ランニングステーション」やフードホールを設置し、公園内の広場ではフィットネスイベントを開催。このほか植栽計画や壁面緑化、屋上菜園の整備、再生可能エネルギーの活用などによって環境に配慮した公園整備・運用を実施する。

■代々木公園整備・管理運営事業概要所在地:東京都渋⾕区神南1-25-39建物用途:店舗、スポーツ施設、学童支援施設