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家事代行やネットスーパーが人気 - 復職する時に利用し始めたサービスは?

2022年05月07日 15:51  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
育休期間を終えて職場へ復帰するにあたっては、子育てと家事、そして仕事を両立するという大きなハードルが目の前に立ちはだかる。



もちろん、夫をはじめとする周囲のサポートは不可欠だが、それ以外にもさまざまサービスを利用して乗り越えたという人は多いかもしれない。



そこで今回は、子どもを持つ20~50代のマイナビニュース女性会員300人を対象にアンケート調査を実施。「復職にあたって利用を始めたサービス」などを聞いた。


Q.未就学児のお子さんを保育園・幼稚園に預けて仕事に復帰した(もしくは仕事を始めた)経験はありますか?



「ある」(59.7%)

「ない」(40.3%)



Q.復職にあたって、利用を始めたサービスなどはありますか?



「ある」(40.8%)

「ない」(59.2%)



Q.利用を始めたサービスついて、具体的に教えてください



○■「宅配サービス」



・「夕食の宅配」(32歳/東京都)

・「おかずを配達してくれるサービス」(49歳/岡山県)

・「ミールキット、宅配など」(37歳/岡山県)

・「スーパーの宅配サービス」(37歳/兵庫県)

・「ネットスーパーの利用」(41歳/埼玉県)

・「食材の宅配サービス」(36歳/静岡県)

・「生協など、宅配をよく利用しました」(41歳/兵庫県)

・「生協の宅配。買い物をする時間の短縮になる」(35歳/京都府)

・「宅食をときどき利用するようになりました」(40歳/宮崎県)

・「宅配での食材購入」(55歳/栃木県)

・「宅配の食事。メニューを考えるのが大変なので」(48歳/埼玉県)

・「牛乳配達をしてもらう」(49歳/滋賀県)

・「野菜のサブスクを利用している」(31歳/東京都)



○■「家事代行サービス」



・「家事の代行など」(30歳/東京都)

・「家事手伝いサービス」(29歳/東京都)

・「掃除代行サービス」(29歳/東京都)

・「ダスキンのお掃除を利用しました」(46歳/愛知県)

・「ダスキンのお掃除を何度か利用している」(51歳/兵庫県)

・「エアコンクリーニング」(44歳/愛知県)



○■「学童・延長保育など」



・「学童保育とか、おじいちゃん、おばあちゃんにも協力してもらいました」(59歳/茨城県)

・「小学校の学童保育。上の子たちには、年寄りがまだ若かったから使えなかった」(46歳/新潟県)

・「保育園の延長サービスをお願いして、本来は6時までところを、7時まで見てもらえるようになった」(59歳/茨城県)



○■「子育てサポートサービス」

・「ファミリーサポートセンターへの登録。病児・病後児保育の利用」(37歳/千葉県)

・「地域のサポートを知ることができた」(55歳/大阪府)



○■「ベビーシッター」



・「ベビーシッターサービス。仕事中に保育園から熱を出したと連絡があると、迎えに行ってもらって、病院受診もしてもらって、帰るまで家で看病してもらっていた。保育園に行けるようになるまで1週間くらいは自宅で見てもらっていたので、月に7~8万は払っていた(1日1万くらい)」(55歳/新潟県)



○■「会社の支援制度」



・「時短勤務」(35歳/栃木県)

・「フレックス制度」(57歳/山口県)

・「職場にある託児所を利用した」(59歳/三重県)



○■「その他」



・「見守りサービス」(30歳/東京都)

・「家計簿管理アプリ」(27歳/東京都)

・「インターネット通販の利用を増やしました」(34歳/千葉県)



○■総評



調査の結果、未就学児の子どもを保育園・幼稚園に預けて仕事に復帰した(もしくは仕事を始めた)経験がある人のうち、復職にあたって、利用を始めたサービスなどがある人は40.8%。約4割の人が何らかのサービスの利用経験があることがわかった。また、復職にあたって購入した家電がある人は36.9%で、こちらも4割程度の人が家電を購入していた。



利用を始めたサービスついて具体的に聞いたところ、多くの人が挙げたのが「宅配サービス」だった。折りからの新型コロナウイルスの感染拡大もあって、近年はネットスーパーなどの宅配サービスは充実しており、ワーママにとっても心強い味方になっているようだ。



また、「家事代行サービス」を利用していたという声もあった。こちらはとくに、「掃除の代行を頼んだ」というコメントが目立っている。



「学童・延長保育」や「子育てサポートサービス」、「ベビーシッター」など、子どもの見守りや育児をサポートしてくれるサービスを利用したという人もいた。とくに、学童やファミリーサポートセンターなど、地域で展開されているサービスは安心感があるかもしれない。



そのほか、「職場にある託児所」や「時短勤務」、「フレックス制度」の利用など、企業が用意したサポート制度を利用したというコメントも見られた。



今回の調査では、復職にあたっては多くの人が利用を始めたサービスあることがわかった。主なものとしては、近年利用者の拡大が伝えられている「宅配サービス」を挙げる人が目立っている。また、「家事代行サービス」についても一定の利用者がいた。そのほか、公共サービスや企業の制度などの利用も見られた。



今回は、これらのサービスを賢く利用して、子育てと家事、仕事を両立しているワーママの姿が垣間見えるアンケートとなった。



調査時期: 2022年4月8日~4月10日

調査対象: 子どもを持つ20~50代のマイナビニュース女性会員

調査数: 300人

調査方法: インターネットログイン式アンケート



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