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ヘンリー王子一家、6月に「プラチナ・ジュビリー」出席のため渡英を発表 女王がバルコニー登場禁止を公表した数分後

2022年05月07日 12:51  Techinsight Japan

Techinsight Japan

6月に英国に帰国することを発表したヘンリー王子一家(画像は『Team Rubicon 2021年12月23日付Instagram「We’re grateful to Archewell Foundation and Prince Harry and Meghan
ヘンリー王子夫妻が、6月に開催するエリザベス女王の即位70周年記念式典「プラチナ・ジュビリー」に出席するため、2人の子供達を連れて渡英すると発表した。この数分前には、女王が祝賀祭初日に開催する「トゥルーピング・ザ・カラー」で、ヘンリー王子夫妻とアンドルー王子が宮殿のバルコニーに立つことを禁止したと公表したばかりだった。

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英国では毎年6月、エリザベス女王の誕生日の公式祝賀式典「トゥルーピング・ザ・カラー」が行われる。2020年と2021年はパンデミックのため中止され、規模を縮小した特別儀式のみが行われた。

今年は6月2日から5日まで女王の即位70周年を祝う「プラチナ・ジュビリー」の祝賀祭が開催されるため、イベント開幕日の式典となる「トゥルーピング・ザ・カラー」は、例年にも増して盛大になることが予測されている。

当日は正装した王室メンバーが宮殿のバルコニーに勢揃いするのが目玉だが、今年女王はヘンリー王子夫妻とアンドルー王子が登場することを禁止したのである。

現地時間6日、宮殿の広報担当者は「熟考の結果、女王は今年6月2日木曜日に開催する伝統行事トゥルーピング・ザ・カラーのバルコニー登場は、女王陛下と現在女王の代理で公務職務に就く王室メンバーのみに限定すると決定しました」と伝えた。

ヘンリー王子とメーガン妃は2020年3月に王室離脱しており、アンドルー王子は未成年少女への性的暴力疑惑で2019年に公務から退いたことから、今回バルコニーに立つことができなくなった。

宮殿がこれを発表した数分後、ヘンリー王子とメーガン妃が「トゥルーピング・ザ・カラー」を含む「プラチナ・ジュビリー」記念式典に出席するため、アーチー君とリリベットちゃんを伴って渡英すると公表したのである。


夫妻の広報担当者は「サセックス侯爵夫妻は、今年6月に開催する女王のプラチナ・ジュビリー祝賀式典に、子供達と一緒に出席することに興奮し、光栄に思っています」と述べた。

英メディア『Daily Mail Online』によると、当日のバルコニーには例外として、アン王女の夫ティム・ローレンス副提督や、ウィリアム王子とキャサリン妃夫妻の3人の子供達を含む孫やひ孫など、公務に就いていない王室メンバーが登場する。しかしアンドルー王子の娘達であるベアトリス王女とユージェニー王女は招待されていないそうだ。

画像は『Team Rubicon 2021年12月23日付Instagram「We’re grateful to Archewell Foundation and Prince Harry and Meghan,」』『The Royal Family 2022年4月30日付Instagram「Take a look at some the highlights of this week’s events, which include:」、2019年6月8日付Instagram「Three cheers for Her Majesty!!!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)