長時間労働や人間関係などが原因で、「会社を辞めたい」と思ったことがある人もいるだろう。キャリコネニュースには、
「サービス残業、休憩なし、10時間以上の勤務が当たり前。そこまでは我慢できた。営業中にトイレに行きたくなった時にワンオペで簡単に行くことができず……。そんな我慢を毎日続ける必要あるかと考えた時に、すぐに会社辞めようと思えた」(販売・サービス/30代女性)
といった声が数多く寄せられている。(文:コティマム)
※キャリコネニュースではアンケート「会社をやめようと思ったエピソード」を実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/EYERWBZ9
「病欠で休むと1日分給料を減らされる」
営業職の40代男性は以前勤めていた会社でも営業職だったが、当時のブラックぶりをこう語る。
「残業代もなければ、歩合も出ないところです。『いくら以上ノルマをとったら、どのくらい歩合が出る』という規定はあったのですが、成約しても『今まで未達だったから……』との理由で一回も歩合を支払われた事はありませんでした」
規定に沿わず歩合も出ない状態。これでは営業職で頑張る意味もない。「会社辞めよう」と思うのも納得だ。
また「さらに病欠で休むと1日分給料を減らされる」と明かした。そんな状況に耐えられず退職を決意したが、退職までにひと悶着あったという。
「退職を決めた月は、締め日から逆算して10日足りないから(という理由で)その分も給料が減らされていました。ほんとのブラックでした」
現在は他社で営業職を行う男性。
「今は、当時のクライアントのところ(会社)に勤めており、年収も倍以上貰えて辞めて正解です」
と転職成功の満足感を綴った。