40代前半の独身男性からキャリコネニュースに、不倫をめぐるトラブルの報告が寄せられた。相手は既婚女性で、不倫がバレた時に相手の夫から慰謝料を請求されたという。なぜ裁判沙汰になってしまったのだろうか。(文:林加奈)
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既婚女性からの告白、はじめは断っていたが……
不倫相手の女性は職場の同僚で、仕事の関係で連絡先を交換した。はじめは仕事に関する内容のLINEだけだったが、職場でも仲良くなり次第にプライベートな話もするようになったという。
「相手は『もう旦那と別れたい。うまくいってない。夫婦関係は冷え切っていて、会話も子どものことを話すくらいの最小限だけ。離婚したいのに応じてもらえない』とよく聞いていました」
その後、不倫相手の女性から告白された男性。最初は「既婚者だからダメだよ。好きだと思ってくれることに対しては、ありがとう」断っていた。しかし、相手からのアプローチがあったために男性も恋愛感情を持つようになり「交際して一線を超えるのは、そんなに時間はかかりませんでした」と当時を振り返る。
「不倫という関係上、周りには気をつけて、デートするにも時間帯や場所等知り合いに合わないようにしていました。彼女は子どもが3人いて学校や保育園から連絡があった場合は子どもたちを優先してもらっていました」
「相手が準備してきた僕の名前の印鑑を捺印させられた」
そんな関係を続けて1年3か月が経った頃、とうとう不倫がバレてしまった。仕事から帰宅した男性は同居する母親から「今日、不倫相手の旦那が家に来た」と告げられた。
「彼女の旦那の連絡先を渡され、彼女にすぐに連絡を取り『旦那が今日家に来た。関係がバレたみたいだ。近いうちに旦那と会って話をすることになった』と伝えた」
男性は不倫相手の女性の夫と会い、経緯を話して謝罪した。ところがその夫は淡々と話を進めて最終的には慰謝料350万円を要求してきたという。不倫の慰謝料にしてはかなり高額だ。夫の要求はそれだけではなかった。
「この件を第三者に話せば違約金10万円。彼女と連絡を取ればさらに10万円。会えば10万円。と記載のある用紙にサインをさせられ、相手が準備してきた僕の名前の印鑑を捺印させられた。350万円もムリで払えないことを伝えると『300万円にして分割払い』と言われた」
この件を不倫相手の女性に話すと「慰謝料を払う必要はない、旦那には私が話す」と言われたというが、男性はこの時「もしかしたら最初から慰謝料目当てではと思い、今は裁判している」と、投稿を締めくくっている。
不倫相手の女性がはじめから慰謝料目当てで男性に近づいたのかはわからないが、ここまで用意周到に慰謝料を請求されると疑念が湧くのも自然なことかもしれない。