今が旬の「新玉ねぎ」をフライにすると甘くてとっても美味しいですよね。でも玉ねぎはカットするとバラバラになってしまうという難点もあるので、なかなか上手にフライを揚げることができません。
自宅にいても簡単に美味しく、串カツ屋さんのような玉ねぎフライを作ってみたい! ということで、今回は、筆者がSNSで見つけた小ワザにチャレンジしてみました。
○家庭にある「爪楊枝(つまようじ)」が大活躍
筆者の家にもありました。たくさんあるけれど、あまり出番がない爪楊枝。なんと、その爪楊枝が大活躍します。
まずは玉ねぎを半分にカットします。そして写真のように、爪楊枝をプスプスと玉ねぎに刺すところからスタートです。玉ねぎ半分に、爪楊枝8~10本ほどが目安です。
こんな玉ねぎの姿、見たことありますか? 筆者の子ども達は、この時点で、「これ何? これ何?」と興味津々でした。見た目もなかなかのインパクトですが、ここからが小ワザのポイントです。
そう、爪楊枝を刺したまま、包丁で切るだけ! これだけの簡単小ワザなのです。するとどうでしょう。
爪楊枝が刺さっているので、玉ねぎがバラバラになることなく、綺麗に玉ねぎをカットすることができました!
爪楊枝を刺さずに切った玉ねぎと比べると、一目瞭然ですね。
○玉ねぎフライが楽に! BBQにも活用できそう
今回はつなぎをつけて、パン粉をつけて、油で揚げてみました。まるで串カツ屋さんのような玉ねぎフライの完成です!
旬の新玉ねぎを使ったフライなので、甘味もあってホクホクの美味しいフライになりました。
爪楊枝の持ち手があるので手に取りやすく、野菜の苦手な子ども達もパクパク食べてくれました。他の食材も一緒に爪楊枝を刺してフライにしてみると、自宅にいながらにして、串カツ屋さんに来ているような雰囲気を味わえるかもしれません。
またこれからのシーズン、BBQでも活躍してくれそうですね!
○とにかく簡単でびっくり! 爪楊枝を刺す角度に気をつけて
難しい裏技だと準備も大変ですが、これは爪楊枝を準備するだけの簡単小ワザ! 知っているか知らないかで、大変さが大きく変わってくるなと思いました。
爪楊枝で玉ねぎが固定されているので、カットしても玉ねぎがバラバラになるストレスもありませんし、フライにしたときはつなぎやパン粉をつける作業でも、玉ねぎがバラバラになることがありません。これは本当に感動でした!
そしてもう一つ感動したのが、手が汚れないということ。すべての作業が爪楊枝をつまんで行えるので、フライ以外のお料理でもサクサク作ることができそうです。
その中で、筆者が感じた注意点は、ただ一つだけ。『爪楊枝を玉ねぎに刺す際の角度』に気をつける、という点です。
爪楊枝の角度によっては、玉ねぎをカットする際に、爪楊枝の先端を一緒に切ってしまいそうだったので、どの角度で玉ねぎをカットするのかよく考えた上で爪楊枝を刺すとうまくいくと感じました。
お料理が得意な方も、苦手な方も、誰かに話したくなる小ワザになること間違いありません。ぜひ試してみてください。(安藤美耶)