トップへ

「置き配」利用経験者は半数 - メリットは?

2022年05月02日 06:01  マイナビニュース

マイナビニュース

画像提供:マイナビニュース
CCCマーケティンググループは4月18日、LOCCOとTポイント・ジャパンが実施した「置き配」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は2月1日~6日、20歳~60歳の男女1,251人を対象に行われたもの。


まず、自宅のドア前や宅配BOXで荷物の受け取りができる「置き配」サービスの認知度については93.6%が「知っている」、6.4%が「知らない」という結果に。



「知っている」と回答した人のうち、サービスを実際に利用したことがあるのは49.7%、利用したことがないのは43.9%だった。年代別では、置き配を利用したことがあるのは、20代で57.1%、30代で55.4%、40代で51.6%、50代で41.4%、60代で43.0%となっている。



次に、直近1カ月の配送サービスで置き配を「もっとも利用した」と回答した利用者に対し、置き配を他の人に推奨したいポイントについて尋ねてみた。すると、「再配達がないので、配達員への負担が減る」が62.4%で最多となり、次いで「再配達がないため配送会社への連絡等が不要」(58.2%)、「配送に合わせて在宅する必要がない」(56.0%)が続いた。


続いて、置き配の未利用者に、置き配サービスに対して魅力に感じる特徴について聞いてみたところ、「再配達がないので、配達員の負担が減る」が32.8%で最も多く、以下「再配達がないので、配送時の自動車のCO2が削減され環境にやさしい」「再配達がないため配送会社への連絡等が不要」(各26.4%)、「置き配でポイントがもらえる」(25.9%)が続いた。


置き配を知っているが利用したことがない人に対して、利用しない理由も尋ねてみた。すると、全年代を通して「盗難」「盗む」「紛失」「不安」などのコメントが多く寄せられている。


ただし、置き配サービス「LOCCO」を運営するLOCCOによると、2021年1月~2022年3月の期間において、実際の「盗難」や「紛失」などによる盗難保険の適用率は0.0008%で、実際に置き配でトラブルに遭遇するのは10万件に1件未満であるとのこと。(フォルサ)