自分の死後「墓じまい」されても気にならない人の割合は?

日本トレンドリサーチは4月23日、「墓じまいに関するアンケート」の調査結果を発表した。調査は4月12日～13日、全国の40代以上の男女を対象に実施したもの。


「墓じまい」とは、 墓石を解体・撤去し、 お墓のあった場所を更地にして使用権を墓地の管理者に返還すること。墓じまいをした後は、 元のお墓から出したご遺骨を別の場所もしくは別の形で供養する必要がある。



まず、「墓じまい」という言葉を知っているか聞いたところ、72.8%が「知っている」と回答した。「知っている」と回答した人に、これまでに「墓じまい」をしたか尋ねると、93.2%が「したことがない」と答えている。墓じまいをした事がある人は、6.8%。


「墓じまい」をした事があると回答している人に、どのくらい費用がかかったかについて聞いてみた。すると、「10万円以上～30万円未満」が33.9%で最も多かった。



続いて、「墓じまい」をしたことがない人に対して、検討したことはあるかについて聞いてみると、20.3%が「ある」と回答した。

「墓じまい」の費用として、妥当だと思う金額について尋ねると、「10万円未満」が27.9%で最も多い結果となった。


自分が入るお墓は決まっているか聞いたところ、49.8%が「決まっていない」と回答した。


最後に、もしも自分が亡くなったあとに、自分が入ったお墓が「墓じまい」されるとしたらどのように感じるか聞いた。すると、75.1%が「気にならない」と回答した。（フォルサ）