20・30代既婚者「お中元を贈らない」は72% - 理由は?

新潟味のれん本舗は4月20日、「若者のお中元離れ」に関する調査結果を発表した。調査は2月25日～26日、全国20代～30代の既婚男女1,007名を対象にインターネットで行われた。


まず、「お中元を贈る予定はありますか?」と質問したところ、72.1%が「ない」と回答。そのうち、約6割が「これまで一度も贈ったことがない」(58.9%)ことが明らかに。

そこで、お中元を贈らない理由を尋ねたところ、「ギフトを贈る習慣がない」(52.5%)、「面倒くさい、堅苦しいなど」(51.3%)、「お金がかかる(金銭的負担を感じる)」(42.8%)が上位に。また、中には「お中元(ギフト)をもらっても嬉しくなかった(よくある、稀にある)」という人が3割以上(34.6%)もいることがわかった。


続いて、お中元離れの理由について、「お中元という儀礼(社交辞令)が今の時代にそぐわないからだと思いますか?」と質問したところ、8割超が「とてもそう思う」(28.3%)、「ある程度そう思う」(53.0%)と回答。また、「儀礼ではなく、知人や友人、家族になら贈っても良いと思いますか?」と聞くと、8割近くが「とてもそう思う」(25.8%)、「ある程度そう思う」(52.7%)と回答したことから、儀礼としてではなくギフトとしてならアリだと感じている人が多いよう。



さらに、「もし、お中元を贈る場合は何を(どのようにして)贈れば良いと思いますか?」と質問したところ、「安くて負担にならないもの」(57.0%)、「万人受けしやすいもの」(50.4%)、「選ぶ手間や時間のかからないもの(ネット通販など)」(30.0%)が上位にあがった。（CHIGAKO）