ワークマン、ついに銀座へ出店! メンズ、キャンプ用品までそろう充実さ
2022年04月29日 07:41 マイナビニュース
世界を代表するブランドが集まる銀座に、新風が吹き込んだ。その名も、「＃ワークマン女子」。作業服、関連用品の専門チェーン「ワークマン」の女性向け新業態である。
これまでの歩みを整理すると、2018年にスポーツとアウトドアに特化した「ワークマンプラス」を、2020年には女性の日常を快適にする「＃ワークマン女子」の本格展開をスタート。自らの強みを活かしファンをがっちりつかんでいる。
こちら銀座店は旗艦店となり、最前線で働くプロ御用達ワークウェア製造42年の中で培ってきた機能性を損なわず、スタイリッシュなアイテムがそろう。
場所は、「カジュアルな、品格。」のコンセプトが人気のショッピングセンター、「EXITMELSA(イグジットメルサ)」5階だ。
○すべてのアイテムにキラリ光る機能性
店内に足を踏み入れると、「東京ガールズコレクション」のスタイリングが再現したスタイリッシュなマネキンがお出迎え。
写真中央は、「第34回マイナビ東京ガールズコレクション」に登場した土屋アンナさんのコーディネートである。
コロナ禍で苦戦するアパレル業界だが、「#ワークマン女子」店と「ワークマンプラス」店のレディース売り場は好調だ。密を避けるレジャーとして、脚光を浴びるようになったアウトドアブームが追い風になって、SNSでの興奮もさらに人気に拍車をかけた。2022年3月期はレディース専用製品の供給が追い付かなかったほどという。
銀座店の商品ラインナップを見ると、どれも総じて細部まで心配りがなされた機能美溢れる洗練されたデザインだと分かる。商品開発にあたり、素材やデザイン、サイズ感など、ユーザーの声をきちんと拾い反映し、かつ、それをロープライスで実現するのがすごい。
○人気のWeb限定商品も購入可能! 確実にゲットするなら「＃ワークマン女子」のお店へGO!
ワークマン女子と名乗っているものの、 男性用の普段着やスーツも過不足なくそろっている。子ども服コーナーもあり、赤やオレンジ、グリーンなど、ビビッドな色合いのアイテムが目を引いている。
聞くと、「デートできたカップル、子連れ家族のため、男性用ウェア、子ども用ウェアも取り扱っている」とのこと。最近は、性別を問わない男女兼用アイテムも人気で、そのニーズにもしっかり応えている。男性向けに発売し、人気が出たものを女性サイズでも展開することもある。
子ども服は頑丈でカラフルなだけでなく、例えばジュニアも使えるレインジャケット一つ取ってもリュックを背負ったままファスナーを閉じられる「BAG IN レインジャケット Jrサイズ」(2,900円)のデザインなど、細部まで抜かりがない。
また、一見普通に見えるスーツが家庭での丸洗い可だったりするのも、さすがワークマン。
SNSでは根強いファンをつかんでおり、一度バズると、供給が追い付かないこともあり、最近は、AIを活用しているとのこと。
○「声のする方に、進化する。」銀座からワークマンスピリットを発信
まさかの、銀座のど真ん中でキャンプ用品のラインナップも気合い十分。テントやタープ、シュラフだけでなく、チェアからテーブルまでなんでもそろう。
ずっと売れ続けている隠れたロングセラー商品「ワーク&アウトドアグローブ」(99円)も、アウトドアや自転車、ガーデニングの必需品。カエルや目玉焼きなど、ワンポイントがキュート。カエルがアカメアマガエルだったりと、遊び心があふれている。社員がデザインを担当しているそうだ。
そういえば、このシャツもかなり「攻め」のデザインだ。釣り好き、生き物好きのハートをがっちりつかんでくる!
2022年4月28日現在、「＃ワークマン女子」はモール内店舗と路面店を合わせて13店舗展開中。銀座店の次は池袋店と、さらなる店舗展開が進行中とのこと。今後に注目!
●information
＃ワークマン女子 イグジットメルサ銀座店
東京都中央区銀座5-7-10 イグジットメルサ(中村積善会ビル)5階
木村悦子 きむらえつこ 出版社勤務後、編プロ「ミトシロ書房」創業。紙・Webの企画・編集・執筆を行う。著書に『入りにくいけど素敵な店』『似ている動物「見分け方」事典』など。関心領域は、食文化・動物学・占いなど。 この著者の記事一覧はこちら（木村悦子）
