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ユニクロの高機能ウェアは「街中」でも使える優れものだった

2022年04月28日 06:51  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
スポーツ需要やアウトドア人気から、デザインだけではなく機能性を重視したウェアに人気が集まっています。個性的かつ機能性に富んだアイテムがさまざまなブランドから登場し、注目している人も多いのではないでしょうか。



そんな中、「ヒートテック」や「シルキードライ」などお手頃価格で高機能ウェアを発売しているユニクロから、2022年春夏の新商品がリリース。いち早く商品を体験できたので紹介しましょう。


○「Sport Utility Wear」で日常のあらゆるシーンを快適に



ユニクロでは、スポーツウェアの高い機能性が体を動かすあらゆるシーンを快適にする「Sport Utility Wear」を展開。



運動性や通気性にこだわりながらもサラリとした肌触りが続いたり、ストレッチ性が高い素材を使っていたりと、プロアスリートも認めるほどの機能性を持たせながらも、日常でもシームレスに使えるシンプルなデザインのウェアをリリース。なのに、価格もお手頃なのがうれしいところですね。



今回着用したのも、このラインナップ。東京・世田谷の等々力渓谷を散策し、その機能性を体感してきました。体験の際に着用した商品は下記の6点です。



アウターの「ブロックテックパーカ(3Dカット)」(5,990円)は、雨水は通しにくくなっているけれど、内側のムレは逃してくれるパーカーで、3Dカットとなっているため動きやすくなっています。


上のインナーは「ドライEXクルーネックT(半袖)」(1,500円)。こちらは吸水速乾性に優れ、汗を瞬時に吸収し、生地の外へ素早く逃がしてくれます。



人間工学に基づき、汗をかきやすい部分に細かなメッシュホールが配置されており、今モデルより追加された「接触冷感機能」でさらに快適な着心地となるそうです。


下のインナーには「エアリズムUVカットパフォーマンスサポートタイツ」(1,990円)を着用。肌面はサラサラと触り心地の良いエアリズム素材で、UVカット機能も付いています。


トップスは「マドラスチェックオーバーシャツ(メンズ)」(1,990円)で、コットンスラブ素材がナチュラルな印象で清涼感のあるウェアとなっていました。



ボトムスは「ギアショーツ」(1,990円)で、こちらもアウターと同じく雨水をはじく撥水機能がプラスされており、軽量ながら耐久性のあるナイロンリップストップ素材を使用。



大きなポケットが6つも付いていることも大きな特徴となっています。最後に「リブボーダーハーフソックス」(390円)を着用して、いざ等々力渓谷に向かいます!


○動きやすく、快適な着心地



等々力渓谷は東京23区唯一の渓谷で、全長1㎞ほど。東京のど真ん中とは思えないほど、草木が生い茂り、日本庭園やお寺など見どころも数多くある自然豊かな渓谷となっています。


体験会が実施された4月某日、このところややぐずついた天気が続いていましたが、この日は午前中から青空が広がり、まさに散策日和。日差しも強く、気温も20度を超える予想となっていたため少々暑いくらいでした。



着用してまず体感したのは、着心地の良さと動きやすさ。特にブロックテックパーカは防風・防水仕様のため、この気温ではやや暑くなってしまうのではないかと懸念していましたが、いわゆる雨具のようにムレることもなく快適に過ごすことができました。

生地の質感も、本当に防水? と思ってしまうほど、普段使いしても違和感はありません。



防水性能も十分で、かかった水はきれいな球状になってはじかれていきました。また、内側は縫い目に沿って止水テープがほどこされており、これなら少々の雨でも大丈夫そうです。


木漏れ日が美しい渓谷の風景は涼し気ではありますが、よく晴れていたこともあって、歩いているとじっとりと汗をかいてきました。



そうすると、ドライEXクルーネックTの肌触りの良さを実感できます。脇腹や背中部分はメッシュになっているからか汗をかいても肌当たりがよく、布地が張り付いてくるような、よくある不快感はほぼありませんでした。


渓谷は多少の高低差もあり、階段の上り下りもあったのですが、ギアショーツやマドラスチェックオーバーシャツも軽い着心地なので、軽快に足を運ぶことができました。



特に前者はポケットがたくさんあり、スマホやデジカメ、モバイルバッテリーなどを入れてもまだまだ余裕があるほか、ポケットのサイズも大きめで、シルエットは崩れてしまいますが500mlのペットボトルも入れられそうです。


途中の広場では、ウォーキングアドバイザーの坂本亜樹さんから、ストレッチと歩き方指導。タオルを使ったストレッチでは、タオルを両手で引っ張っている力が働いているからか、いつもと違うところが伸びているような実感があります。



くるぶし、骨盤、耳の位置などがまっすぐになるように立ち、目線を上にあげて美しく歩くように教えてもらいました。背筋が伸びて、スマートに歩けているような気がしてきます。


そして、足さばきを意識しながら歩いていると、「エアリズムUVカットパフォーマンスサポートタイツ」のほどよい圧がとても心地いいことに気付きました。



伸縮性はあるので窮屈な感じはまったく無いのですが、太ももやふくらはぎをキュッと包んでくれていて、疲れにくさをサポートしてくれているように感じます。普段、運動は「ほぼしない」のでスポーツ用タイツは初めて着用したのですが、長距離を歩く際には今後も着用したいと思いました。


○街着にもアウトドアにも活躍



ユニクロでは北京五輪スノーボード男子ハーフパイプの金メダリスト・平野歩夢さんやプロテニスプレーヤーの錦織圭さんらプロアスリートがアンバサダーを務め、彼らからのアドバイスも製品に反映しているそうです。



実際に試合などで着用しているケースもあるのだとか。



しかし、Sport Utility Wearはアスリート専用ではありません。



ユニクロPRチームの吉田哲也さんが「車のSUVのように、スポーツシーンだけではなく街でもアウトドアでも、どんなシーンでもご活用いただけるものとして展開しています」と話すように、シーンを選ばずに着用できるのが大きな魅力。高機能ドライやストレッチ性能など、プロスポーツの現場でも求められるようなクオリティながら、日常にもなじむアイテムがラインナップされています。


なお、ドライEXクルーネックTなど幾つかのアイテムは、ペットボトルを再生したリサイクルポリエステルを使用しているなど、サステナブルな取り組みも行っています。



1時間ほどの体験会はあっという間に終わったのですが、まだまだ歩きたい気がしてまた渓谷に戻ってしまいました。Sport Utility Wearのような暮らしになじむスポーツウェアを取り入れたら、毎日が少しだけアクティブになるかも知れませんね。



宮崎新之 宮崎 新之(みやざき よしゆき) 大学卒業後に勤めていた某職から転職し、編集プロダクションへ。ライブや演劇などを中心としたフリーのチケット情報誌の編集者となる。その後、編集プロダクションを辞めて大手出版社の隔週情報誌編集部に所属、映画ページを担当。2010年よりフリーランスに。映画をメインにエンタメ系の編集ライターとして、インタビューや作品レビューなどで活動中。 著者webサイト ◆これまでの仕事歴 LAWSONTICKET with Loppi(ローソンチケット) / TOKYO★1週間、KANSAI★1週間(講談社) / ケーブルテレビマガジン(JCN) / web★1週間(講談社) / マイナビニュース(マイナビ) / SPA!(扶桑社) / TVぴあ(ウィルメディア) など この著者の記事一覧はこちら(宮崎新之)