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ジョニー・デップ「僕が去らなければ血祭りになる」 元妻アンバーと口論した音声が法廷で流れる

2022年04月26日 19:41  Techinsight Japan

Techinsight Japan

元妻アンバーとの口論について法廷で明らかになったジョニー・デップ
ジョニー・デップ(58)の元妻アンバー・ハード(36)に対する名誉棄損裁判で、2人が過去に激しく口論する音声が流された。多くは2人がお互いを攻撃し合うもので、その中でジョニーは「僕が立ち去らなければ、血祭りになる」とアンバーに言い聞かせていた。

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ジョニー・デップと元妻アンバー・ハードの民事裁判は、米バージニア州フェアファックスで現地時間11日に開始。8日目となる裁判が行われた25日にはジョニーが再び証言台に立った。

ジョニーは2018年に米紙『Washington Post』が掲載したアンバーの寄稿文が自身への名誉棄損に当たるとし、彼女に対し損害賠償を求めて提訴した。文面でアンバーは自分がDV被害者であると綴っており、加害者の名前は出さなかったものの当時の夫ジョニーからDVを受けたことをほのめかす内容だった。

25日の法廷尋問では、2016年にジョニーとアンバーが関係破綻について口論する音声を陪審員に聞かせることから始まった。ジョニーは証言台に立ち、アンバーの弁護士ベンジャミン・ロッテンボーン氏(Benjamin Rottenborn)が反対尋問を行った。

音声テープでは、アンバーが「ジョニー、世間に知らせて。『私ジョニー・デップは男であり、ドメスティック・バイオレンスの被害者でもある』と言うのよ」と話す声が聞こえた。

その後ジョニーは、自身の弁護士カミーユ・ヴァスケス氏(Camille Vasquez)から「自分がDVの被害者であるとの主張に対し、何と言いましたか」と聞かれると、「はい、そうしますと言った」と答えた。

当日はこの他にも録音された音声が陪審員に向けて流されたが、その多くは2人が言葉巧みに攻撃し合うものだった。多くの音声では、ジョニーがその場から立ち去ろうとしているのに対し、アンバーが議論を続けているのが聞こえたという。


ある激しい口論の中では、ジョニーが「立ち去るのが必要だ。特に僕達の間では、それが最も重要なんだ。僕が立ち去ること。そうしなければ、ただの血祭りになるだけだ」と話していた。

そして「島でそうだったように、そんな価値はないんだ。なぜ惨めになるんだ。少しは理解し合おうじゃないか?」と続けている。

するとアンバーは、どちらかを選択するなら明らかに血の海よりも立ち去ることを選ぶと答えていた。

ジョニーが言っていた“島での出来事”とは2人が2014年8月、ジョニーが所有するバハマの島を訪問中に起こったことだった。

法廷で流した別の音声では、タバコの火を消している他人の行為を批判するアンバーに対し、ジョニーが「黙れ、この間抜けが」と言ったのが聞こえたという。



画像2、3枚目は『Cathy Russon 2022年4月25日付Twitter「NEXT WITNESSES #JohnnyDepp’s case:」』『Law&Crime Network 2022年4月25日付Twitter「LISTEN: #AmberHeard told #JohnnyDepp in a recorded conversation that she did not know how to get her reputation back.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)