入社直後に「しまった」と後悔してしまうような職場もある。キャリコネニュースには「仕事を即行で辞めた」ことがある読者から、さまざまな体験談が寄せられている。(文:コティマム)
※キャリコネニュースでは引き続きアンケート「仕事を即行でやめた人」を実施しています。回答ページはこちら https://questant.jp/q/HF78WM9H
家の掃除や土産の買い出し「社長のテイの良い便利屋」
神奈川県の40代男性は、証券会社のドライバー業務を4か月で辞めた。当時の職場について、「まず、働いた時間の分の給料が反映されなかった」と明かす。
「平日に休みを当てられたのに祝日出勤と入れ替えられ、休日手当を無かった事にされた」
大手企業の中には役員に専属ドライバーがいる企業もあるが4、男性は「蓋を開けてみれば社長のテイの良い便利屋」だったと振り返る
「愛人&子ども及び、客の世話。家の掃除。客に持たせる土産の遠方への買い出し(当日通達)など他多数」
それにとどまらず「自分達の非を何でも被せてくる」というから、男性が辞めたくなったのも無理はない。男性は退職には満足しているものの、「あの時は辞めたい一心でしたが、今は、証拠を集めて裁判してキッチリやっておけば良かったとの後悔はあります」と振り返っている。
サービス残業をしているかどうかで「理事長からの評価、賞与も変わる」
宮城県の20代女性は、福祉施設の事務職を1年未満で退職。原因は「労働環境」だ。
「タイムカードはあるが、実際には残業しても支払われることはない。サービス(残業)命」
残業代に反映されないタイムカード。しかしタイムカードを使用していることで「どれだけサービス残業をしているか」はわかる。
「『誰が法人に”サービス残業”という名の奉仕をしているか』によって、理事長からの評価、賞与も変わる。(サービス)残業していない人は、賞与も半分以下など当たり前」
女性は「ワンマン理事長の運営方針に呆れていた」ため、辞めて大満足だと綴っている。