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「マルニ木工」が新コレクションを発表 デンマークを代表するセシリエ・マンツをデザイナーに起用

2022年04月25日 14:51  Fashionsnap.com

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マルニ木工が、プロダクトデザイナーの深澤直人やジャスパー・モリソン(Jasper Morrison)と協働してきた「マルニコレクション(MARUNI COLLECTION)」に、デンマークを代表するデザイナー セシリエ・マンツ(Cecilie Manz)を新たに迎えることを発表した。同氏が手掛けた「EN」シリーズを含むマルニコレクションの新作を、5月12日から世界に先駆けてmaruni tokyoで公開する。

 セシリエ・マンツは1972年デンマーク出身。ヘルシンキ芸術デザイン大学交換留学を経て、1997年にデンマーク王立芸術アカデミーを卒業後、1998年にコペンハーゲンに自身のスタジオを設立した。家具や食器、照明、電化製品など幅広い領域のデザインを手掛ける。工業製品に加えて、実験的なプロトタイプや、彫刻的な一点物などを製作している。主なクライアントは「フリッツ・ハンセン(Fritz Hansen)」「バング&オルフセン(Bang & Olufsen)」「イッタラ(Iittala)」など。
 「EN」はデンマーク語で「ひとつ」、日本語で「円」「つながり(縁)」を意味する言葉。「EN」シリーズは、円形の天板テーブルや背中を包み込むような丸みのある背が特徴的な椅子を展開する。繊細な面取りされたフレーム状の脚や、きめ細かくデザインされた細部は優しく親しみのある印象を与える。
 また、深澤直人は3.2mの無垢天板テーブル「SETO」を製作。同じく深澤がデザインした「HIROSHIMA」アームチェアからは、新たなサイズを追加した。ゆったりと身体を預けたい人にとって、より快適な座り心地と美しさを実現したという。
 マルニコレクションは、今年60周年を迎えるミラノサローネ国際家具見本市に出展予定。セシリエ・マンツ、深澤直人、ジャスパー・モリソンの3人がデザインした木製家具が一堂に揃う。


■MARUNI COLLECTION 2022 CECILIE MANZ / NAOTO FUKASAWA会期:2022年5月12日(木)~5月30日(月)会場:maruni tokyo住所:東京都中央区東日本橋3-6-13電話番号:03-3667-4021※営業時間並びに休館日などの詳細はmaruni tokyo ページ内に掲載。公式サイト ■MARUNI COLLECTION 2022 CECILIE MANZ / JASPER MORRISON / NAOTO FUKASAWA会期:2022年6月7日(火)~6月12日(日)会場:ロー・フィエラ本会場 HALL 13 STAND C12「S.Project」公式サイト