4月24日、WRC世界ラリー選手権第3戦クロアチア・ラリーの最終日、デイ3のSS17~20がクロアチアの首都ザグレブの北側エリアで行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing WRTのカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)が総合優勝を飾った。チームメイトのエルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)は総合5位、デイ1でのデイリタイアを経てデイ2より再出走したエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(トヨタGRヤリス・ラリー1)は、総合49位でフィニッシュしている。
TOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムに参加しトヨタGRヤリス・ラリー1でクロアチア・ラリーに出場した勝田貴元は、エバンスの後方となる総合6位でフィニッシュ。所属するTOYOTA GAZOO Racing WRTネクストジェネレーションに開幕から3戦連続でマニュファクチャラーズポイントをもたらした。
初日の独走劇から一転、最後は手に汗握る展開となった1戦を終え、TOYOTA GAZOO Racing WRTのチーム代表を務めるヤリ-マティ・ラトバラは次のように語った。
第2戦に続く勝利で、各選手権ポイントのリードを拡げたTOYOTA GAZOO Racing WRTが迎える次戦第4戦は、5月19日から22日にかけてポルトガル北部のマトジニョスを中心に開催される『ラリー・ポルトガル』だ。同ラウンドは今季最初のグラベル(未舗装路)ラリーであり、プラグイン・ハイブリッド車のラリー1カーにとって初めて挑むグラベルラリーとなる。