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【特集】2022年のバイク事情 第19回 バイクは週何回乗ってる?バイクデビューの思い出も聞いてみた

2022年04月25日 10:01  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
免許も取得して愛車も納車されれば、いよいよ一人のバイク乗りとして公道を走り出す日がやってきます。初めて自由にバイクを走らせ、ヘルメットのスクリーン越しに見た景色の感動を覚えていますか?



また、安全な教習所のコースとは違い、さまざまな車両や歩行者が行き来する公道では、イレギュラーな出来事に遭遇します。ビギナーならではの失敗もあったはず。



今回はマイナビニュース会員に行ったアンケートから、「バイクは週何回乗ってる?バイクデビューの思い出も聞いてみた」を紹介します。


二輪免許の所持率や取得した時期は?



まずは、マイナビニュース会員の「自動二輪免許の所持率」と「バイクの所持率」を紹介しましょう。

○Q.あなたは自動二輪免許を持っていますか? (n=1,010)


はい―――41.6%

いいえ―――58.4%



○Q.現在、バイクを持っている、もしくは持っていましたか? (n=420)


はい―――66.4%

いいえ―――33.6%


回答者の4割以上がバイク免許を取得していましたが、その中でバイクを所有したことのある人は7割未満。免許は取ったものの、バイクは買わなかった人も3割以上いるようです。

○Q.バイクは週何回乗りますか? (n=279)


ほぼ毎日―――12.5%

週1~2回程度―――45.2%

週3~4日程度―――13.3%

ほとんど乗らない―――29.0%



○Q.バイクは主にどんな時に利用しますか? (n=198)


通勤―――27.8%

買い物―――29.8%

ツーリング―――35.4%

その他―――7.1%


利用の状況では、「週1~2回程度」「ツーリング」が一番多く、やはり休日のレジャーで利用されている人が多いようです。自分のバイクを持っているものの「ほとんど乗らない」という人も約3割ほどいました。

ついにバイクデビュー!その時の思い出は?



ライディングが上手でメカや知識にも詳しく、たくさんの道も知っている。そんなベテランのライダーでも初心者だった時期は必ずあります。会員の方々にはどんな思い出があったのでしょうか?

○Q.バイクデビューの際、「感動した思い出」や「恥ずかしい思い出」などがあればエピソードを教えてください

■誰でも一度は経験「エンスト」

男性/33歳

よくエンストした



男性/61歳

プラグかぶりでエンスト



男性/36歳

バイクのエンジンがかからなかったので家族に助けてもらった



男性/47歳

納車の帰り道、チョークレバーをオンにしたまま走って、途中、エンジンがかからなくなり、ガソリンスタンドの人に助けてもらった



男性/40歳

信号待ちの時エンストして、後続車を待たせて迷惑をかけた


発進時の「半クラッチ」は、初心者にとって難しい操作の一つ。慣れれば身体で覚えてしまいますが、最初のうちはクラッチレバーの緩め具合や、アクセルを開けるタイミングが上手くいかないものです。後続車や周囲の視線を気にしすぎると、緊張して失敗率も高まりますね。

■バイクも身体もキズだらけ「転倒・事故」


男性/26歳

石ころで転びました



男性/52歳

バイクを買って3日でコケてキズを付けてしまいました



男性/41歳

初めて箱根に行った際に、転倒してしまった



男性/62歳

初めてのソロツーリングがとても楽しかったが、調子に乗って休憩を忘れ、駐車場で立ちごけした



男性/47歳

事故って廃車


バイクは自立できない乗物なので、バランスを崩せば転倒してしまいます。立ちゴケ程度ならまだしも、走行中や事故に巻き込まれると大ケガを負うことも。中にはバイクに乗り始めて早々、事故や転倒で廃車にしてしまった苦い思い出を持つ方もいるようです。

■やっぱりバイクは最高「純粋に感動した!」


男性/40歳

エンジンをかけたときの音に感動。そして乗り心地に感動



男性/39歳

バイクデビューの日に友人みんなと温泉に行ったときに感動しました



男性/45歳

友人とツーリングに行って素晴らしい景色を堪能できた



男性/51歳

全く知らない道を行き、海をみて感動した



男性/54歳

コーナーを攻める感覚が爽快。バイクを倒してカーブを曲がる気持ちよさが楽しかった


念願のバイクが納車され、初めてエンジンを始動させて走り出した時の感動を覚えているでしょうか?また、ツーリングで見る景色や、コーナリングの感覚もバイクでしか味わえない魅力ですね。

■どうやって?いつ入れる?「ガソリンスタンド」


男性/40歳

ガソリンの入れ方を間違えてしまったことです



男性/62歳

ガソリンスタンドで入れてもらうのが恥ずかしかった



男性/59歳

ガソリンが僅かしか入っていないのに、何も考えず遠出し、ガス欠でスタンドまで2~3kmくらい押した記憶が…。



男性/58歳

ガソリン補給のタイミングを逃し、ガス欠となってツーリング仲間に助けてもらった



女性/49歳

ガス欠でガソリンスタンドまで押したりしてカッコ悪かった


バイクはガソリンを入れなければ走りませんが、初心者のうちは走ることだけで頭がいっぱい。すっかり給油することを忘れてガス欠になった方もいるようです。汗だくで重いバイクをガソリンスタンドまで押していったら、そこでリザーブ(予備)タンクの存在を教えてもらった人もいるのでは?

■そのほか、こんな思い出も


男性/34歳

友達に貸して転倒されて、初めての傷をつけられた苦い思い出



男性/37歳

ツーリング中に知らない人と仲良くなり、一緒にご飯を食べた



男性/54歳

ツーリング同士のすれ違い時、手を挙げて挨拶するのが感動した



男性/56歳

後ろのシートに荷物を固定せずに乗せて紛失した



男性/33歳

ヘルメットを被るのを忘れ、歩いてヘルメットを買いに行ってタクシーで帰ってきた


ツーリングでは見知らぬライダーと仲良くなったりすることもあります。話をしなくても、すれ違うライダー同士がハンドサインで挨拶する習慣は昔からあり、現在は「ヤエー」と呼ばれているようです。初めてもらった時は嬉しかったのではないでしょうか?

どんなベテランでも最初は初心者



さて、いかがでしたか?初ツーリングの感動や、バイクを通して出会った仲間、エンストや立ちゴケの恥ずかしい記憶など、初心者だった頃の思い出を懐かしむ方も多いと思います。どんなベテランでも最初はこんな感じだったでしょう。



もちろん、バイクは楽しいことだけではありません。大きな事故や転倒をすると、生活に支障が出るほどの大ケガを負ったり、最悪の場合は命を落とすリスクのある乗物です。家族や仕事のことを考えてバイクを降りたとしても、それは仕方のない事でしょう。



しかし、やはりバイクの魅力を捨てられない人たちも数多くいます。初心者のうちは失敗をするものの、トラブルの対策や、転倒・事故の回避スキルなどの経験値を積んで、無事故・無違反のベテランライダーになっていくわけですね。



コロナ禍以降はバイクの人気が高まる一方で、初心者やリターン組の中高年ライダーによる事故も増えてきました。「絶対に無理はしない」のは当然ですが、大きなアクシデントというものはいくつもの小さな不幸が重なるものです。



「ちょっとでもイヤな予感がしたらアクセルを緩め、乗ることを止めるときもある」こういった第六感的なこともベテランならではのリスク回避術のようです。皆さま、どうぞご安全に。


調査時期: 2022年2月16日

調査対象: マイナビニュース会員

調査数: 1,010人

調査方法: インターネットログイン式アンケート(フォルサ)