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手取り12万円で「一人暮らしは挫折。低収入だと何もやる気が起きない」と30代女性

2022年04月25日 06:20  キャリコネニュース

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収入が少ないために実家暮らしを抜け出せず、将来に不安を感じる人は少なくない。キャリコネニュースにもこんな声が届いている。メーカー系の会社に勤める20代前半の男性(兵庫県/正社員/未婚)は手取り12万5000円、年収およそ250万円で、

「まだ若いのでいいが、とにかく将来が不安。先輩も『この会社は給料が低い』と言っていた。実家暮らしなのでなんとかなっているが、休日も遊べないのが当たり前」

と嘆く。こんな悲鳴を上げるのは、この男性だけではない。(文:福岡ちはや)

※キャリコネニュースでは「手取り20万円以下の人」にアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/6V8RFE22

「一人暮らしなんてもってのほか」


「実家にいくらか納め、保険料を支払えば、手元にはいくらも残りません。友人と遊ぶ際にも金額を気にする生活。余裕はまったくありません」

こう語るのは20代後半の独身女性だ。彼女は手取り14万5000円で、「公務員で副業もできないため、月の収入を増やすこともできず困ります」という。また、

「一人暮らしなんてもってのほか。車も持てず、いかにお金を使わないか考える生活です。そのため平日は仕事。土日はベッドで寝ているか、外の散歩くらいです。エアコンはお金がかかるため極力使わず、外出時も無駄な出費を防ぐために財布は持ちません。

せめて手取り20万円は欲しいです。額面上22万円支給されても税金でかなり持っていかれ、働けば働くほど生活が厳しいです。楽しみも何も、希望もないです。ただ時間がすぎるのを待つだけです」

と悲しすぎる現状を綴った。

サービス系企業で契約社員として働く30代前半の女性(広島県/未婚)は、手取り12万円と前述の2人よりもさらに収入が少ない。そのため、

「実家暮らし。家にお金を入れることができない。海外旅行なんて夢のまた夢。何をするにも出費がかさみ、貯金をしたくても少しずつしかできない。生活できなくなる」

と悩む。

「一人暮らしをしようとお金を貯めようとしたが、なかなか貯金ができず挫折した。何をするにも低収入だとやる気が起きない。絶望感しかない」

実家を出たい気持ちはあるのに、金銭的に実現できないのはつらいだろう。せめて自立できるくらいまで手取りが増えればいいのだが。