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中上貴晶「転倒はあったが、怪我はない。2日目はタイム短縮とポジションアップに挑む」/2022MotoGP第5戦ポルトガルGP初日

2022年04月23日 12:30  AUTOSPORT web

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中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第5戦ポルトガルGP
4月22日、2022年MotoGP第5戦ポルトガルGP MotoGPクラス初日のフリー走行1回目、2回目がポルトガルのアウトドローモ・インターナショナル・アルガルベで行われ、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は初日17番手だった。

 前日のアルガルベ・サーキットは青空が広がるすばらしい天候だったが、フリー走行初日は、朝から断続的に強い雨が降る生憎のコンディションとなり、中上はFP1で転倒を喫し15番手。雨脚が強まったFP2は9番手につけたが、FP1のタイムを更新できず、総合17番手で初日を終えた。

 アルガルベを得意とする中上は、FP1では順調にタイムを短縮したが、10コーナーでハイサイドを喫し転倒。スペアのマシンで走行を開始したが、タイムを短縮することはできなかった。そしてトップ10入りを目指し、タイム短縮に挑んだFP2は、雨脚が強い中で9番手タイムをマークしたが、ベストタイム更新を果たすことができなかった。

 土曜日も雨予報となっているが、FP3でトップ10入りを果たし、ダイレクトでQ2進出を目指す。予選ではさらにポジションを上げる意気込みだ。

■LCRホンダ・イデミツ
中上貴晶(FP1:15番手/FP2:17番手)

「今日は終日のウエットとなり、トリッキーなコンディションでした。特に午後のFP2は冷たい風が吹いて気温も低く、タイヤの温度を上げるのが難しかったです。FP1ではハイサイドで激しい転倒を喫しましたが、幸いケガはありませんでした」

「転倒はありましたが、その後もマシンのフィーリングも悪くなく、かなりポジティブな1日でした。まずはコンディションをしっかり理解して改善していきたいです」