給与が低すぎることが入社してから判明した場合、新入社員はどのような決断をするのだろうか。茨城県に住む30代後半の男性(サービス・販売・外食/年収350万円)は、新入社員が「すぐに転職していく」と語る。(文:草茅葉菜)
※キャリコネニュースでは「新入社員が定着しない職場」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから。 https://questant.jp/q/QP2L8EDA
同期は研修中に「騙された」と抗議し辞めて行った
男性は自身の会社について、
「昇給、賞与ありと採用ページに書いてありますが、実際は昇給は一度のみ、賞与に関しては社歴関係なく、夏冬合わせて手取りで7万円ほど」
と、かなり低めな給与水準であることを明かした。「誰もが知ってる大手上場企業ですが、管理職でも手当てが雀の涙で世間一般の平均年収には遠く及ばない」というから驚きだ。
この事実を入社した後に先輩社員から聞くと、新入社員はすぐに転職していくのだという。男性は
「私の同期は入社後の社内研修中、人事担当者とのグループ面談で『騙された』とみんなの前で怒りを人事に直接伝えて辞めていきました」
と、悲惨なエピソードを綴った。