TVアニメ「薔薇王の葬列」を原作とした舞台「薔薇王の葬列」のCM映像が解禁。演出を手がける松崎史也からコメントも到着した。
【大きな画像をもっと見る】6月10日から19日にかけて東京・日本青年館ホールで上演される舞台「薔薇王の葬列」。ヨーク家とランカスター家が王位争奪を繰り返した薔薇戦争を軸に、男女2つの性を持つヨーク家の三男・リチャードの数奇な運命が展開される。イープラス、チケットぴあ、ローソンチケットでは、5月11日までチケットの先行予約を受付中。また来場者には特典として、若月佑美や有馬爽人らキャストのメッセージ入りカード全4種から1枚をランダムでプレゼント。カードにはTVアニメのBlu-ray1巻と2巻のケース用に、菅野が描き下ろしたイラストがプリントされている。
■ 演出・松崎史也コメント
「薔薇王の葬列」は示されている通り
シェイクスピアの「ヘンリー六世」「リチャード三世」という
元々演劇だったものを原案として描かれている。
シェイクスピア作品の登場人物は皆
人間的で、美しくて、欲にまみれみっともなくて、愛おしい。
僕はシェイクスピアの“それら”は
「俳優」という体温や音を伴って初めて
生き生きと伝わってくると思っていたのだけれど
「薔薇王の葬列」では漫画・アニメとも
鮮やかに豊かに繊細に豪胆に言葉が物語が伝わってくる。
それはあるいは、俳優が演じるよりも。
その表現力と事実がとても素敵だと思うし、嬉しい。
だから僕達は全力で表現を探していかなければならない。
愛と技術と時間にかけて。
どういう音になるんだろう、どういう孤独が見えるだろう。
演劇を愛する俳優達とこの作品に挑めて幸せです。
孤独も欲も、愛していけますように。
■ 舞台「薔薇王の葬列」
期間:2022年6月10日(金)~19日(日)
会場:東京都 日本青年館ホール
原作:TVアニメ「薔薇王の葬列」
脚本:内田裕基
演出:松崎史也
出演:若月佑美 / 有馬爽人(Wキャスト)、和田琢磨、君沢ユウキ、高本学、加藤将、瀬戸祐介、廣野凌大、星波、藤岡沙也香、田中良子、谷口賢志 ほか
(c)菅野文(秋田書店)/舞台「薔薇王の葬列」製作委員会