トップへ

【特集】2022年のバイク事情 第18回 バイク購入の決め手は?

2022年04月22日 16:02  マイナビニュース

マイナビニュース

画像提供:マイナビニュース
「バイクに乗ろう!」と決めて免許を取ったあとは、いよいよ自分の愛車の購入を考えるはず。免許を取る前から買うバイクを決めている人もいれば、直前でカタログを前に悩む人もいるでしょう。



バイクの種類は本格的なスポーツタイプから、一般的なストリート、オフロードにスクーター、アメリカンなど様々なタイプが存在し、価格もピンキリ。憧れていたバイクにするのか、自分の技量や予算に合ったものにするのか、買う人の考え方も人それぞれですね。

今回はマイナビニュース会員に行ったアンケートから、「バイク購入の決め手は?」を紹介します。


二輪免許の所持率や取得した時期は?



まずは、マイナビニュース会員の「自動二輪免許の所持率」と「免許を取得した時期」を紹介しましょう。

○Q.あなたは自動二輪免許を持っていますか? (n=1,010)


はい―――41.6%

いいえ―――58.4%



○Q.自動二輪免許を取得したのはいつでしょうか? (n=420)


10代―――39.8%

20代―――50.7%

30代―――6.4%

40代―――1.9%

50代―――1.0%

60代―――0.2%


男女を合わせて、回答した4割以上の会員がバイクの免許を所持していますが、取得した時期は半数以上が20代でした。その次は10代が多く、30代以降はかなり取得率が下がるようです。社会に出て忙しくなったり、歳をとると取得するのが難しくなるのでしょうか。

バイクはどこで買う?何店舗回った?



バイクを買おうと思った場合、カタログなどを見たあとにバイク販売店に行くのが一般的です。実際に見て質感を確かめたり、跨った感じなども分かるからですが、何店舗くらい行くのでしょうか?

○Q.初めてバイクを購入するにあたって、何店舗ほど足を運びましたか? (n=420)


1店舗―――37.9%

2店舗―――25.5%

3店舗―――14.0%

4店舗以上―――10.5%

店舗には行っていない―――12.1%


回った店舗は1~2店舗が6割以上でした。買う店を決めていたり、友人や知人からお店を紹介されることもあるでしょう。店舗に行ってない方もいますが、これはすでに買う車種が決まっていてネット通販で買ったり、個人売買ということでしょうか?

「これ買います!」と決断した決め手は?



一般的にバイクは安いものではなく、増してや初めて買うもの。車種の選択や買うお店など、かなり迷った人も多いはずですが、購入の決め手になったものは何だったのでしょうか?

○Q.初めてバイクを購入した時の決め手を教えてください(n=420)

■買うバイクはすでに決まっていた!

男性/47歳

Ninjaという名前に惚れた



女性/30歳

ホンダの原付に乗っていて、メーカーが気に入っていたためホンダにしようと決めていた



男性/39歳

ホンダのバイクを購入。マンガの影響ですね



男性/45歳

もう、スティードにしか決めてなかったです



男性/59歳

憧れの「KATANA」ブランドを手に入れると最初から決めていた


例えば「ホンダ・CB750F」や「ハーレー・ダビッドソン」など、マンガや映画、街中で見た特定の車種に憧れて免許を取った方もいるでしょう。すでに欲しいバイクは決まっていても、それが大型車ならば大型免許も必要。今は大型も教習所で取れますが、昔は超難関の「限定解除審査」に合格しなければなりませんでしたね。

■安さは正義、価格で決めた!


男性/60歳

型落ちの値引き販売



男性/40歳

予算内で買えるギリギリだった



男性/50歳

安くてカッコいいバイク



男性/47歳

中古車のため、程度と値段が決め手



男性/40歳

友達の父親がバイク店を営んでいたので安くしてくれた


バイクの値段は「数万円の中古」から「数百万円の高級外車」までピンキリですが、やはり予算も大事。無理して高い新車を買ったものの、家賃や食費を削らないとガソリンも入れられないのでは本末転倒ですね。しかし、安さだけに執着しすぎると、トラブルを抱えた個体だったりして、直すのに結局お金がかかったりすることも……。

■友達や知人の勧めで決めた!


女性/48歳

店員さんに勧められたから



女性/55歳

友達に選んでもらいました



女性/61歳

近所のおじさんのおすすめだった



男性/46歳

当時の彼女に直感で選んでもらいました



女性/60歳

夫と同型


一見、主体性がないようにも思えますが、店員さんや知人など、自分よりバイクに詳しい人に選んでもらうというのも賢い選択でしょう。彼女に選ばせるというのも面白いですね!旦那さんとお揃いにするのはとても仲がよさそうでほっこりしますが、バイクが同じならパーツやメンテナンスの情報が共有できるというメリットもあります。



ますが、先に壊れた方を部品取りの車両にする……ということも?

■見た目重視!デザインで決めた!


男性/45歳

性能よりも見た目できめた



女性/40歳

ヤマハバイクのデザインに一目惚れ



男性/54歳

スズキの斬新なデザイン



女性/36歳

可愛いデザインと、女性でも倒れた時に起こしやすかったから



男性/60歳

モーターショーで一目惚れ


バイクに乗るたびに目に入り、周囲からも見られるものなので、やはりデザインは大事ですね。紙やWebのカタログでは細部まで分かりませんが、たった一枚のカッコよいイメージカットが決め手になった人もいるはず。逆にカタログの写真ではイマイチだったのに、実車は意外とカッコよかった、というケースもありませんか?

■そのほか、こんな理由も……


女性/35歳

店員さんが親身でした



男性/51歳

お店のお姉さんに一目惚れ!



男性/45歳

元レーサーの叔父が乗っていたバイク



男性/59歳

免許は取ったがバイクの購入には至らなかった



男性/49歳

個人売買


店員さんの人柄で決めたり、肝心のバイクより店員のお姉さんに一目ぼれしてしまったという人も。元レーサーの叔父さんが乗っていたバイクに乗るというのもロマンがありますね!また、バイクの免許を取得したものの、結局購入しなかったり、個人売買で買ったという人もいるようでした。

最初に選んだ愛車、その後はどうなりましたか?



自分で買うバイクを決めていた人もいれば、詳しい友人や店員の意見を参考にしたり、コストやデザインを重視するなど、購入の決め手は人によってさまざまのようです。



免許も取得してバイクも納車されれば、あとは一人前のライダーとして公道デビューを果たすわけですが、その後はいかがでしたか?多少の不満があってもアバタもエクボと思える人もいれば、想像していたよりも扱いにくかったり、故障などのトラブルに耐えられず、サッサと手放してしまう人もいます。



不満のあるなしに関わらず、同じバイクに何十年も乗り続ける人もいれば、短期間でポンポンと乗り換えてしまう人もいます。しかし、それはどちらが正解というわけでもなさそうです。まるで命を持った相棒のように一台のバイクを可愛がって大事にするのも、いろいろな車種を経験しながら、自分が面白いと思える一台を探すのもバイク趣味の醍醐味。その両方を楽しもうとすると「多頭飼い」という実にディープな世界が待っているのですが……。



次回は「バイクは週何回乗ってる?バイクデビューの思い出も聞いてみた」を紹介します。


調査時期: 2022年2月16日

調査対象: マイナビニュース会員

調査数: 1,010人

調査方法: インターネットログイン式アンケート(フォルサ)