「面接確約」の求人とは、書類選考なしで面接が確約されることだ。転職エージェントなどからそうした確約オファーがあれば、応募者にとって就職の近道のように見える。しかし、東京都の40代女性(クリエイティブ職/年収400万円)は「某サイトでオファーを貰った」面接を受け、
「ものすごく失礼だしものすごく不快感が残る無駄足でした」
と怒り心頭の様子で振り返った。(文:草茅葉菜)
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「流石に失礼過ぎて人間性を疑いました」
女性がもらったオファーは、いきなり「社長面接します」というものだったため、「職歴を見て会ってくれるのかな」と思い気合を入れて面接に向かったそうだ。しかしその社長は
「パッと見で気に入らなかったのか……面接中ずーーーーーっとスマホをいじっていて受け答えもやる気がない感じ……」
「始終とりあえず質問してやってる感じで定番の質問をしてくるのみ」
といった酷い態度だった。「これは無いな」と思って帰路に着くと、予想通り、30分もせずに不採用メールが届いたという。
女性は、「流石に失礼過ぎて人間性を疑いました」と憤る。これなら、書類選考で落とされたほうがましだろう。もちろん会社によるが、「面接確約」は募集しても人材が集まらない企業が使う手法という話もあるくらいだ。女性は
「最悪な面接は面接確約のオファーが今のところ100%なので、ブラック確約だなと思うようになりました」
と面接確約オファーの闇を綴った。