4月21日、スーパーGT第1戦岡山まで『MOTOYAMA Racing with Team LeMans』としてエントリーしていたTeam LeMansは、第2戦富士に向けて参戦体制の変更を行い、『Team LeMans』としてエントリーすると発表した。第2戦のエントリーについては第1戦まで参戦していた本山哲の名がなくなり、片山義章のパートナーにロベルト・メリと川端伸太朗が起用されている。
4月16~17日に岡山国際サーキットで開幕した2022年のスーパーGT。GT300クラスは非常にレベルが高いレースが展開されるなかで、本山哲/片山義章組Team LeMans Audi R8 LMSは混戦を勝ち抜き5位でフィニッシュ。2021年からの体制のなかでの初ポイントを獲得した。
しかし、4月19日に発表された第2戦のエントリーでは、今季より本山を中心として『MOTOYAMA Racing with Team LeMans』という名にしたはずのチーム名が『Team LeMans』に、さらに本山のエントリーが外れ、片山のチームメイトには元F1ドライバーのロベルト・メリと川端伸太朗の名が記された。
Team LeMansはこの件について「『MOTOYAMA Racing with Team LeMans』として2022年スーパーGT GT300クラスにアウディR8 LMSでエントリーし岡山戦に参戦しましたが、第2戦以降の参戦継続に向けて、大幅な予算の見直しと体制変更が必要と判断いたしました」と説明した。
チームルマンの太田雅文代表は「昨年『Team LeMans with MOTOYAMA Racing』としてチームを立ち上げ、レーシングドライバーとしての偉大な実績と経験をもとに、ドライバーとして、チームの戦力アップにご尽力していただいた本山哲選手には心より感謝の意を表するとともに、これからも同じレース業界を盛りあげていく盟友として、一緒に業界全体の発展のために力を合わせて前へ進んでいきたい所存です」とコメントした。