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AOKI 10万着超えのパジャマスーツを柱にカジュアルウェアを強化、新キャッチコピーは「ぞっこんスーツ」

2022年04月21日 14:32  Fashionsnap.com

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アンバサダーに就任した田中大貴、上田まりえ、岡副麻希の3人とAOKIホールディングス 代表取締役社長の青木彰宏氏

Image by: FASHIONSNAP
AOKIが、人気商品「パジャマスーツ®」をはじめとするカジュアル領域の新戦略を発表した。2022年春夏シーズンはメンズで新デザインを展開するほか、同スーツに合わせた「パジャマシューズ」やスーツ屋が仕立てたTシャツなどといった関連アイテムを拡充し、ウィメンズはラインナップを前年の10倍以上に拡大。今後3年を目途にカジュアル領域を現状の3倍以上に拡大させ、ビジネス領域で4割、ウィメンズ領域で3割、カジュアル領域で3割の売り上げ構成を目指すという。

 パジャマスーツ®は「自宅でくつろぎながら、仕事の時にはきちんとしていたい」というニーズを反映して、2020年11月に発売。「パジャマ以上、おしゃれ着未満」をコンセプトに、パジャマの快適さとスーツのフォーマルさを兼ね備えたセットアップスタイルを提案している。シーンを問わずに着用できるウェアとして累計販売着数は10万着を超え、日本経済新聞社主催の「2021年日経優秀製品・サービス賞」では「日経MJ賞」を受賞した。
 新戦略ではビジネス、ウィメンズ、カジュアルの3つの領域で「いい着心地・いいスタイル」を創造する「ライフ&ワークスタイルのAOKI」としての成長を掲げ、同社の強みである「スーツを創る力」と「スーツを販売する力」を活かしつつ、従来のビジネスモデルからの脱却を目指す。パジャマスーツ®では、同社の認知度調査で5人に1人が「パジャマスーツ®を知っている」と回答した一方で「パジャマスーツ®がどんなものかわからない」「仕事着として本当に着用できるのか」といった声があったことから、昨シーズンの認知獲得の集中戦略から今季は認知度の向上とともにより深い商品理解の獲得に向けた施策を発表。フリーアナウンサーの田中大貴、上田まりえ、岡副麻希の3人をパジャマスーツ®のアンバサダーに起用し、同スーツの魅力を発信していく。新キーヴィジュアルでは「ぞっこんスーツ」をキャッチコピーに掲げ、一度着たらやめられない新たな定番服としてパジャマスーツ®を訴求。このほか、購買促進に向けた取り組みとして5月末まで試着予約キャンペーンを実施し、公式オンラインストアで取り置き予約をした人を対象に、パジャマスーツ®を2割引きで購入できるクーポンを配付する。

 4月21日の今日開催された新戦略発表会では、「ポンチジャージ素材パジャマスーツ®」や「リヨセル混素材パジャマスーツ®」「コットンナイロンポンチ素材パジャマスーツ®」など春夏の新作を着用した6人のモデルが登場した。発表会の最後には、アンバサダーに就任した田中、上田、岡副の3人によるトークショーを開催。上田は、パジャマスーツ®について「きちんと感とリラックス感を兼ね備えており、働く女性の『新定番服』になりうる1着ですね」とコメントした。

■AOKI:公式サイト