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「手取り月15万円、年末年始の休みもお盆もない」ブラック企業で働く人々の声

2022年04月21日 06:20  キャリコネニュース

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「年末年始の休みもなく、お盆もない。給与も手取りで月15万円程度。その上、人数不足で常に人が足らず。女性は産休・育休に入れないので結婚したら辞めていきます」(東京都/20代女性/事務・管理/年収200万円)

といった、ブラック企業に悩む読者からの叫びは枚挙にいとまがない。女性は「(会社に入っている)ビルの掃除のスタッフさんにも、労基に行くことを勧められた」と皮肉な境遇を明かした。(文:コティマム)

※キャリコネニュースではブラック企業体験談を募集しています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/HQI6E1OV

「タダ働きが当たり前になっている」


沖縄県の40代女性(年収200万円)はサービス業。入社後、「研修もろくにせずに教本を勝手に見て勝手に覚えるスタイル」だったという。さらに「それ(勝手に見て覚えること)さえ言わずに”やってて当たり前スタイル”」で、新人にとってはかなり不親切な環境だ。そのため

「見栄っ張りなスタッフばかりで、出来ないものは出来ない、やらないものはやらない、おかしいものをおかしいと言わないから、新入社員も大変!先輩が休憩を削って働いたり残業をタダ働きしているから、それが当たり前みたいになっている」

と女性は職場の悪しき慣習を指摘。また人手不足も職場のブラック度に拍車をかけている。

「普段から、入客数に対して従業員の数を削減しているから、労働が過酷。入客がない時でもやる事が既にいっぱいで、入客があるとてんてこ舞い。まさに社会を無視した社畜にならないと楽に働けないレベル」

休憩を削り、残業しなければ終わらない量の仕事をさせられているという女性は、「休憩は取れ!残業はするな!だけど仕事は終わらせろ!!」という会社に対し「無理がある」と憤りをあらわにしていた。