企業の面接は、休みがどれくらいあるか、といった労働環境を確認する場でもある。長崎県の50代女性(パート・アルバイト)は、面接官に対して
「は? この人は何を言ってるんだ?」
と感じてしまった体験を明かしてくれた。(文:草茅葉菜)
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「最初はすごく感じのいいように思えていた」
女性はカメラが趣味で、「少しでもカメラ関連のことについて覚えられたらいいな」と思い、ハローワークの求人で「けっこう有名なカメラ専門店」に応募したという。
面接には店長と店長夫人が立ち会い、主に店長夫人が面接を担当していた。「最初はすごく感じのいいように思えていた」というが、話が進む中で小学生と高校生の子どもがいると伝えると
「入学式も卒業式も運動会もお休みはやれない」
といきなり言われた。さらに
「病気になっても休めない、授業参観も行かせられない、日曜日は絶対に休みはあげられないません」
と、休暇の取得に対して厳しい制限を提示されてしまった。
女性は、「は?この人は何を言ってるんだ?」と一瞬思ったものの、「試されてるのかな?」と感じてその場では黙っていたという。
後にその会社に就職したものの、「不信感を煽るような事しかなかったので辞めました」と女性は顛末を綴った。