不満の多い職場で働き続けていると、いつしか心身に不調をきたしてしまう。今回はキャリコネニュースに寄せられた投稿の中から、販売・サービス業でアルバイトをしている40代女性の声を紹介する。女性は今の職場を辞めるべく、転職活動中だ。(文:コティマム)
※キャリコネニュースではアンケート「会社をやめようと思ったエピソード」を実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/EYERWBZ9
「早番から無理な内容を連絡ノートに書かれ、人間関係が悪くなる」
女性は職場のアルバイト仲間にモラハラ気質を感じている。それだけでなく、役職ある上司たちが「現場を分かってない」「責任の押しつけ」がある、と不満を漏らす。
「ギリギリの人数で回してるので残業しないと終わらないのに、残業ダメ、サビ残ダメになった」
「小売店舗なのでレジ誤差は必ず出る。人間がやってるんだもん。お金を入れたら(自動で)お釣りが出るレジの導入は考えず、『レジ誤差を3回出したらレジ触るの禁止』とか意味不明」
と問題を根本的に解決しないまま不可解なルールがあることに憤る。
さらに早番と遅番で考え方が違い、話し合いもなく「早番から無理な内容を連絡ノートに書かれ、人間関係が悪くなる」というから散々な職場だ。
アルバイトの保障の無さを痛感
女性はそんな環境に疲れてしまい「ストレスから最初はヘルペス、頭痛。今はじんましんを発症してる。もう身体が無理だと言ってる」と嘆く。前職までは正社員として働いていたため、「今はアルバイトで働いているが、保障の無さを実感した」と肩を落とした。
「働いてもうすぐ1年になるけど、あるのは健保、年金、有給だけで、体調崩したら終わり。『2週間でもいいから入院したい』と言ったら『辞める事になる』と」
クビをほのめかされた女性は「やっぱり正社員がいいですね。それに向いて転職活動中です」と前向きに綴っていた。