大手塾教室に入社するも、ひどいパワハラを受けて退職したというキャリコネニュース読者からの経験談が寄せられた。振り返ればその圧迫は、面接の時点から始まっていたようだ。(文:林加奈)
※キャリコネニュースではブラック企業体験談を募集しています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/HQI6E1OV
「もっとひどい言葉を勉強している子どもたちの前で言われ続けました」
50代女性は面接での出来事をこう語る。
「『給料は上げません。トイレも行けません。私は都内でトップ10に入る利益を上げているので言葉はきついですよ?耐えられる?』と、初めて会った講師に言われ、異常だと思いつつまさかと思いました」
入社してみた結果、こんな罵声を浴びせられたという。
「『このバカ』『なにやってんの?』『ばっかじゃないの?』『私は2教室持ってんのよ?なめてんのか?』『資産も貯めたよ~!貧乏人のシンママのお前には一生無理だけど』『お前何してんの?』等など……もっとひどい言葉を勉強している子どもたちの前で言われ続けました」
ここまで雰囲気の悪い塾なら通い続ける子どもたちの教育にも悪いと思うのだが……。
「悔しさと惨めさも相まって瞳からあふれ出てくる悔し涙が頬を伝った時には『もう無理』と思い退職。こんなつらい思いを他の女性にしてもらいたく無くて書かせていただきました」
と、つらい心境を綴った。