2022年04月19日 12:31 弁護士ドットコム
吉野家ホールディングスは4月19日、子会社である吉野家常務取締役企画本部長について、早稲田大学の社会人向け講座での不適切発言をめぐり、常務取締役からの解任を報告した。4月18日付け臨時取締役会での決定。また、HDの執行役員からも解任された。
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「人権・ジェンダー問題の観点から到底許容することの出来ない職務上著しく不適任な言動」があったことを解任の理由としている。
早大のマーケティング講座において「生娘をシャブ漬け戦略」などとする発言があったことが問題視されていた。
吉野家HDでは、「今回の事態を重く受け止めて、当社及び当社グループ役員に対するコンプライアンス研修を2022年5月に開催し、コンプライアンス遵守の徹底に取り組んでまいります」としステークホルダーに謝罪した。