30歳手前となると、独り立ちして家庭を持っていてもおかしくないが、年収300万円、手取り13.8万円でメーカー系(電気・電子・機械系)に勤務する滋賀県の28歳男性は、
「実家暮らしでなんとかやってますが、親もいつまでもいるわけではないので将来が不安」
と切実な想いを綴る。(文:草茅葉菜)
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「この状況にやる気を失いダラダラやってると注意される」
男性は現在の手取りについて「19歳の引かれる額が少ない新卒の子と同額」だと語る。現在は実家だが、「親もいつまでもいるわけではない」と不安をにじませる。
勤務先には一応、評価制度があるが上手く機能していないようだ。
「仕事のできる人につけた良い評価は上司に潰され、失敗の多い人につけた低い評価は上司が上げて平均化され頑張りが搾取されている。この状況にやる気を失いダラダラやってると注意される。従業員を奴隷として見ているのかと不満もあります」
中には退職する人もいるが、人員が減った分、当然今いる社員の負担は増える。しかしいくら負担が増えたとしても、給料は据え置きだという。男性は
「給料あげてと申し立てするも昔からこの給料で大きくなった会社だから変える気は無いとの返答。 昔と今では物価の上昇や納める年金や税金など上がってるんですが」
と書いていた。