14時間15分に5度目のセーフティカー、15時間25分に6度目のセーフティカーが出動。ギャップを埋めていった上位陣の差は振りだしに戻り、レース開始から16時間では、依然ヨシムラSERT MotulとYARTヤマハの差は1ラップ、TSRホンダは4ラップ、VILTAIS RACING IGOLは9ラップといった展開だ。
空は明るくなり、16時間30分が過ぎると、OG MOTORSPORT BY SARAZINがマシントラブルを抱え、約10分ガレージで修復。10番手(SST 5番手)から18番手(SST 10番手)にポジションを落とした。
そして、17時間30分、3番手のTSRホンダが最終コーナー付近で転倒したため、ピットイン。ガレージでマシンの修復が行われ、約10分後にコースイン。数周4番手のVILTAIS RACING IGOLと順位が入れ替わるが、すぐに3番手に戻した。
残り6時間、トップはヨシムラSERT Motul、1周半差でYARTヤマハ、12ラップ差でTSRホンダとVILTAIS RACING IGOLが並んでいる。
また、18時間20分にVILTAIS RACING IGOLがトラブルを抱えてピットイン。ERCドゥカティにオレンジディスク旗が振られ、ピットイン。マシンからオイルが漏れていたようだが、15分ほど修復し、18時間50分にコースインしている。
18時間20分、VILTAIS RACING IGOLがガレージにマシンを入れる。4番手はSSTトップのTEAM 18 SAPEURS POMPIERS CMS MOTOSTORE、No Limits Motor Team、TEAM 33 LOUIT APRIL MOTOと3チームSSTクラスが続く。
19時間50分、渥美心が参戦するOG MOTORSPORT BY SARAZINが再度マシントラブルを抱え、ガレージで修復を試みる。しかし、エンジントラブルは直らず、後にリタイアすることとなった。
レース残り4時間、トップ3に大きなトラブルはなく、接近して走行するヨシムラSERT MotulとYARTヤマハはほぼ1周差、12ラップ差でTSRホンダは変わりないが、VILTAIS RACING IGOLはコースに復帰できておらず34番手まで落ちた。