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ヘンリー王子「インヴィクタス・ゲーム」のスピーチでアーチー君に言及 「宇宙飛行士になるのが夢」

2022年04月17日 19:51  Techinsight Japan

Techinsight Japan

オープニングセレモニーでスピーチするヘンリー王子(画像は『Invictus Games Foundation 2022年4月16日付Instagram「Hello everybody and welcome to The Hague.... finally!」』のスクリーンショット)
ヘンリー王子とメーガン妃が現地時間16日、オランダの首都ハーグで開幕した「インヴィクタス・ゲーム(Invictus Games)」のオープニングセレモニーでスピーチを行った。王子は長男アーチー君(2)に言及し、将来は宇宙飛行士やパイロットになりたいと話していることを明かした。

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ヘンリー王子がパトロンを務める負傷軍人のための国際スポーツ大会「インヴィクタス・ゲーム」のオープニングセレモニーで、妻のメーガン妃と手を繋いでステージに登場した。

王子は白い開襟シャツにグレーのスーツ姿で、メーガン妃は白いオフショルダーのトップスにネイビーブルーのズボンを合わせていた。

最初にスピーチを行ったメーガン妃は、本大会の競技者である負傷軍人達に向けて感謝の意を伝えた後、イベントのパトロンであるヘンリー王子について語った。

妃によると、王子は本大会を完璧なものにするために深夜や早朝の時間を費やして計画を立ていたという。

そして「私は彼をこれ以上ないほど愛して尊敬していますし、みなさまも同じ気持ちだと思います。なぜなら彼はアフガニスタンに2回派遣され、10年間軍務についていた退役軍人の仲間だからです」と述べ、これからスピーチを行うヘンリー王子を紹介した。

「インヴィクタス・ゲームの創設者であり、私たちの子供、アーチーとリリの父親でもある素晴らしい夫、サセックス公爵ヘンリー王子を歓迎してください。」

壇上に登場した王子はメーガン妃とキスを交わし、感極まった様子で「ありがとう、愛する人」と伝えた。

スピーチを始めた王子はインヴィクタス・ゲームの限りない謙虚さと思いやり、友情について語った後、「ロールモデルであることは、強さを必要とします」と言い、長男アーチー君の将来について言及した。

「息子のアーチーに大きくなったら何になりたいかと聞くと、ある時は宇宙飛行士、別の日はパイロット、明らかにヘリコプターのですね。次の日は『オクトノーツ』のクワジーになりたいと言うんです。」

『オクトノーツ』は「Disney Junior」放送のアニメで、クワジーは右目に眼帯をした元海賊の猫のキャラクターだ。

王子は笑いながら観客に向けて「笑うということは、見たことがあるんですね」と言い、自身の子育てについてこのように明かした。

「私は息子に、将来なりたいものよりも自分の人格が最も大切だと言い聞かせていて。ママとパパにとって今日、目の前で見ているような人格であるのを見ることほど誇らしいことはないと伝えています。」


そしてインヴィクタス・ゲームに関わる人々が「計り知れない困難を乗り越えている」と言い、それゆえに「世界に教訓と癒しを与えているのです」と称えた。

画像は『Invictus Games Foundation 2022年4月16日付Instagram「Hello everybody and welcome to The Hague.... finally!」「Joined by our CEO Dominic Reid and former Dutch Team Captain Edwin de Wolf, our Patron, The Duke of Sussex and The Duchess of Sussex are here at the Opening Ceremony of the Invictus Games The Hague 2020.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)