トップへ

藤波清斗の第1スティントをオリベイラが称賛「素晴らしい走りをしてくれた」【第1戦GT300決勝会見】

2022年04月17日 19:10  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

2022スーパーGT第1戦岡山 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R)
岡山国際サーキットで開催されている2022スーパーGT第1戦『OKAYAMA GT 300km RACE』。4月17日の午後に行われた決勝レースを終え、GT300クラスで優勝を飾ったリアライズ日産メカニックチャレンジ GT-Rの藤波清斗とジョアオ・パオロ・デ・オリベイラが決勝を振り返り、次戦への展望を語った。

藤波清斗/第1スティント担当
「今回は日曜日の気温が暑いということで、レースウイークのタイヤ選択に迷いがありました。ですが、レースが始まってみればタイヤも問題なく、クルマも思っていた以上に良かったです。テストのときからロングランはすごく良かったので、いつもどおり予選は前にいけませんでしたが、ロングランには自信がありました」

「結果として5番手スタートからトップまで上がることができました。いつもJP(オリベイラ)選手に助けてもらってばかりだったので、今日は少しでも役に立てて良かったかなと思います」

「次戦の富士スピードウェイは初の450kmレースということで、非常にいろいろなことが起きたり、本当に何が起こるかわからないと思います。ウエイトも重くなりますが、しっかりと淡々にミスなく確実に走り、何とかポイントを獲得できるように、そしてシーズンを通して取りこぼしがないように頑張っていきたいなと思っています」

ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/第2スティント担当
「本当に完璧なレースだったと思う。レーススタートで非常に良いスタートを決めてくれた藤波選手がまず素晴らしかった。彼のスティントではずっとクルマをコントロールしていて、すごくスマートで賢く、そしてインテリジェントな素晴らしいチャンピオンらしいファーストスティントだった。まったく慌てず、タイミングを見て他車をオーバーテイクする素晴らしい走りをしてくれた」

「その藤波選手から僕のスティントのタイヤ選択の情報を貰って、とても良いタイヤを選ぶことができたと思う。だから僕のスティントもすごくスムーズなものだった。また、クルマのセッティングを昨日調整したことで、全体的に非常に良いセッティングになった。本当に今日は完璧なレースだったから、すごくうれしいよ」

「次戦は450kmレースということだけど、たしか同じドライバーが2スティント続けてドライブできるはずだ。これは初めてのことだから本当にいろいろな可能性が生まれると思っている。GT300だけではなく、GT500もどんな対応をしてくるか楽しみだし、両クラスともにいろいろなレースを見せてくれると思う。タイヤ無交換での2スティントということも考えられるから、本当にいろいろなレースが期待できるから楽しみだよ」