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「引越し」検討してから実施するまでの平均期間は? - 1カ月以内も2割

2022年04月17日 11:21  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
ソニー損害保険は4月13日、引越しについての実態・意識調査の結果を発表した。調査は3月17日~18日、2020年1月15日~2022年2月28日の期間に引越しをした400人を対象にインターネットにて実施したもの。


まず、引越しを検討し始めてから引越しを行うまでの期間について聞いたところ、平均で4.5カ月という結果となった。そのうち、2カ月以内に引越しを行う人は44.5%、1カ月以内に行う人は20.3%だった。



コロナ禍で引越しする際に困ったと感じたことについての質問では、24.0%が内見や不動産会社などへの訪問が思うようにできなかった事が判明。一方で、65.3%が物件探しをオンラインで行い、15.5%が内見もオンラインで実施した事も分かっている。


次に、引越し前後における居住エリアの変化を聞いたところ、都市部に居住している人は引越し前54.3%から引越し後49.7%、郊外は引越し前45.7%から引越し後50.3%と、郊外への引越しがやや増えていることが分かった。しかし、東京都における引越し前後の増減は±0%と変化が見られなかった。

引越し前後の住居費については、59.8%が「上がった」、25.2%が「下がった」、15.0%が「変わらない」と回答した。



引越しをした理由について尋ねると、「現在よりもより良い物件を見つけた」が29.0%で最多となり、次いで「結婚・離婚など」が21.0%、「転勤・転職」が17.5%で続いた。「リモートワーク等の勤務形態の変更のため」という回答はわずか3.5%となっている。


引越しの際に重視した要素については、「間取り」が57.0%で最多となったほか、19.5%と2割近くが「近隣の自然災害の発生状況」と回答している。この回答は、持ち家へ引越しした人に限定すると3割以上となっている。


持ち家に引越しした人に対し、加入中の火災保険について聞いたところ、63.0%が「ハザードマップ等でリスクを把握した上で、必要な補償を選択した」と回答した。契約した火災保険をどのように検討したかについては、28.0%が「インターネット等で火災保険に関する情報収集を行った」、31.0%が「管理会社の薦める火災保険にそのまま契約した」と回答している。(フォルサ)