新入社員が定着しない理由は色々あるが、東京都の20代女性が勤める会社の社員は、
「新卒に仕事を教えることが下手です…。というか何も教えられません」
と致命的な問題を抱えているようだ。(文:草茅葉菜)
※キャリコネニュースでは「新入社員が定着しない職場」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから。 https://questant.jp/q/QP2L8EDA
「優秀な新卒の子は『この会社では成長できない』と気づいて辞めていくのだと思います」
会社は「社長に言われたことだけをやっていればいい」というスタンスの人たちばかりで、社員なのに新卒に仕事を教えることができないのだという。
「なぜその業務をしているのか理解せずにやっています。思考停止の人たちばかりなのです…」
「うちの会社の新卒は誰1人議事録を書けません」
という文章からも、相当深刻な状況であることが伝わってくる。会社は毎年100名近い新卒を採用しているが、ここ10年ほどは社員数が変わっていないそうだ。女性はその理由として
「優秀な新卒の子は『この会社では成長できない』と気づいて辞めていくのだと思います」
と考察し、「毎年他部署の新人に議事録の書き方を教えています。いい加減にしてほしい」とあきれた様子で書いていた。