新入社員を迎えるこの季節、育成に力を入れる企業は多いことだろう。ただ、なかには「新人を入れても入れても辞めていく」という職場もある。キャリコネニュースで「新入社員が定着しない職場」をテーマにアンケートを実施したところ、新人が去っていくのも仕方ない自社の特徴を、自虐的に明かす声が寄せられた。
※キャリコネニュースでは「新入社員が定着しない職場」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから。 https://questant.jp/q/QP2L8EDA
「仕事に関係のないことに力を入れ、全て無給でやらせる」
新潟県の40代男性は、「一ヶ月で3人辞めました」と口火を切ると、次のように打ち明けた。
「毎朝、全員で大声を出す朝礼、掃除、お昼休みに委員会、会議など仕事に関係のないことに力を入れ、しかもそれらは全て無給でやらせる。昭和…以前の更生施設か宗教団体に近い会社です」(エンジニア、機械・電気・電子・半導体・制御/年収350万円)
また愛知県の30代男性の職場では、配属に問題があるようだ。
「採用人数は少なく配属場所もバラバラのため、同期が居ないのと一緒でモチベーションを保つのに苦労。配属先の人員も少ないため有休も使用できなく、休出が多く休みが少ない。かといって手当てが付くわけではないので生活にはカツカツのまま」(事務・管理/年収550万円)
同じく愛知県に住む20代後半の男性は、自身の辛さを含めてこう綴っていた。
「未経験可なのに、誰も教えてくれないし、放置プレイ。 人間関係も悪く、お互いの悪口を言っている。 客先に対しても威圧的で約束を守らなく、同業からの評判が悪い。そのような会社だから業績も年々低下している。新入社員は皆3か月ほどで去っていく」(事務・管理/年収300万円)
新人がすぐに辞めてしまうのは会社にとって大きな損失だが、悪い点が分かっていても改善は難しそうだ。