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保険の乗り換え経験者に聞く、乗り換えた理由やよかったこと・後悔したこと

2022年04月14日 13:31  マイナビニュース

マイナビニュース

画像提供:マイナビニュース
保険相談サービスを提供する保険マンモスはこのほど、「保険の乗り換えについてのアンケート」を実施し、結果を公表した。


同調査は保険について、見直しや乗り換えた理由や、乗り換えの満足度をアンケート調査したもの。期間は2022年3月31日~4月2日。保険の乗り換えを経験したことがある人500人(女性316人/男性184人)を対象に、インターネットによる選択・記述式回答にて実施した。回答者の属性は以下の通り。


生命保険を乗り換えたきっかけは、「結婚」が114人で最多となった。以下、「保険料が払えなくなった、高いと感じたため」(106人)、「見直し・乗り換えについて考える機会があった」(100人)、「妊娠・出産」(90人)、「転職」(50人)と続く。


実際に保険を乗り換えた人たちも、ライフスタイルに変化があったときだけでなく、保険料が高いと感じたときや、見直しできるということを知り、乗り換えてみようかと考えたことが見直しのきっかけになっている。



保険を見直してよかったかどうか、その理由についても聞いた。「よかった」と答えている人が81%と8割を超えていることから、リーズナブルな保険料でより良い保障をつけるために、定期的な見直しは必要だと考えられる。


生命保険は、年々良い商品が出てくる。見直しして良かった点として、保険料が下がるか同程度でさらに良い条件の保証をつけることができた、という意見が多く見られた。

また、信頼できるFPに出会い、保険だけでなく人生設計そのものを見直すきっかけになった人もいる。同社では、「保険は生涯を通してお世話になるものなので、『これからのライフプランをどうするか?』についても同時に考えていくことが大切だ」と指摘している。



それぞれの理由に対して、具体的なコメントとして以下のものが寄せられている。



○■「見直してよかった理由」



・「保障金額が同じで月々の支払いが安くなったのでとても満足しています」

・「毎月の支払額は少し高くなったが、保証の範囲が大幅に広がったので結果的には良かった」

・「保険の考え方から考え直すことができて、人生設計から見直すことができたから」

・「加入から15年ほど経ち、ずっと見直しをしてこなかったので、補償内容も今のものと差がありました。乗り換えたことで補償も良くなり、保険料も抑えられたので良かったと思います」

・「今までは妊娠・出産について深く考えていなかったのですが、いざ自分が妊娠するととても不安なことが多かったので、そこで女性の病気に強い保険、妊娠・出産で何かあった時にもサポートしてもらえる保険に切り替え、その不安がなくなり安心することが出来ました」

・「負担が増えたがその理由をきちんと把握できたため」

・「同じ補償内容なのに1万円も月々の支払いを下げることができました!」

・「担当のFPさんがとても親身にライフプランを作って下さり、必要なものを必要なだけの保険に切り替えましたが、ほかの保険も全てその方にお願いして、きちんと家計が安定しました。貯蓄も進めていけて大変助かりました」

・「どちらでもない、後悔したと答えている人は、保険料と保証内容のバランスに満足ができてないようでした。営業マンのいうままに、また、知人のしがらみなどで断れず…といった場合、自分にぴったりの保険を見つけるのは難しそうです」



○■「どちらでもないと答えた理由」



・「しっかりとした補償内容なのでその点は安心できるが、保険料が高いから」

・「結果的に保険料がほとんど同じだったため」

・「少し安くなったけど、つけなくても良い保障があるような気もするから」

・「知り合いの営業で加入したが、プラン的にはさほど変わらないため」

・「いまのところはまだ良かったと感じるだけのサービスが見えない」

・「保険料を抑えることはできたけれど、そもそも保険は必要か、という気持ちが強くなった」

・「出産するにあたって退職し、当時は収入が減ってしまったため、仕方のない乗り換えだったため」

・「どの保険会社にもメリットデメリットがあるので、保障内容が良くなった分価格が少し高くなり、結果的には同じ満足度です」



○■「後悔した理由」



・「入っている保険会社の営業職員の話を聞いて、その時には納得して保険の乗り換えをしたのですが、数年後に他の保険会社で保険の見直しをしてもらったら、死亡保障金額が高すぎたり、必要ないオプションを付けていたりしたことが分かったので、もう少し早く見直ししていたら、もっと保険料も抑えられたのにと思って後悔しました」

・「知人の勧めで断れなかった」

・「思ったより月の支払いが安くならなかったから」

・「営業マンの言う通りに乗り換えたが、後になって前の方が利率がよかったと気付いたから」

・「安い掛け捨ての連絡が取りづらい保険会社の商品から乗り換え、保険代理店の営業さんから加入しました。しかし結局今の保険会社も、後々質問しても淡々とした難しい回答がかえってくるだけでアドバイスもなく、乗り換えた意味があまりなかったです」



保険を見直すべき理由については理解できたものの、実際見直すとなるとどの保険を選んだら良いのかわからないという人がほとんどかもしれない。保険を乗り換えた方法についての答えでは「生命保険会社の営業職員に相談」が最も多かったが、これでは他社で良い保険があっても知ることは難しい。



同社では、「保険は、保険料だけで選んではいけませんし、保険料を安くして本当に必要な保障がついていないのでは意味がありません。乗り換えが失敗しないようにするには、やはり客観的な意見をくれる専門家の話を聞いてみることをおすすめします」とコメントしている。(エボル)