共働きが当たり前となった今、家事の分担で不満を持つ人は少なくない。キャリコネニュース読者から寄せられた回答を見ると、とくに妻側が夫に対して不満を持つ声が目立つ。
「主人も私も日曜しか休みがないのですが、家事を一切手伝ってくれません」と語るのは40代女性(福井県/建築・土木技術職/世帯年収450万円)だ。「子どもも小学校低学年なので手もかかるのですが、子どもの面倒も一切無関心で家事でも子育てでも少し手伝ってほしい」と不満をこぼす。
ほかにも、働く女性から寄せられた夫に対する不満を紹介する。(文:林加奈)
※キャリコネニュースでは「共働き・片働きの不満」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから。 https://questant.jp/q/PMPSL4H8
「『勝手に私がやっていること』と主人は言いますが」
50代女性(愛知県/事務・管理/世帯年収900万円)は、共働きで夫の方が早く帰宅している。そのため女性は「毎日次の日の夕飯準備をしている」というが、
「温めるだけなのに(夫は)帰宅するのを待っています。帰り道も早く帰らなくてはと気がせくし、帰ったら息つく間もなく夕飯、後片付け、明日の夕飯の準備。仕事で神経使い、残業し、帰宅後も神経使い。毎日時間の計算をしている自分がいます」
時間に追われる日々にかなり疲弊しているようだ。
「洗濯、掃除、休日の買い物と1人あくせく。『勝手に私がやっていること』と主人は言いますが、やらなければやらないで何を言われるかわからないので、つい自分に鞭打ってやってしまいます」
と綴っている。いくらなんでも食事を温めるくらいは自分でしてほしいものだが、「すべての家事は妻がやる」のが当たり前になっているのだろう。