F1は、カタールGPの復帰とシンガポールでのダブルヘッダーを、中止になったロシアGPの代替案として検討していると伝えられている。
ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、ソチで開催予定だった今年のロシアGPは中止となり、F1はロシアのレースプロモーターとの契約を打ち切った。だが23戦のスケジュールを保持するため、F1は中止になったロシアGPの代替地を、現在2カ所検討している。
カタールのロサイル・インターナショナルサーキットはF1と長期契約を結んでおり、昨年初めてF1レースを開催したが、今年は同国でFIFAワールドカップが開催されるため、今年のカレンダーには含まれていない。
しかし最近になって、カタールが9月下旬のレース開催候補地として浮上した。カタールでのワールドカップ開幕の1ヶ月以上前だが、そうなるとカタール、シンガポール、日本のトリプルヘッダーが行われる可能性がある。
F1は、ふたつ目の選択肢も検討中だ。シンガポールのマリーナベイ・ストリート・サーキットで2週末連続でレースを行い、それぞれのスタート時間をずらすものだという。また、バーレーンの外周コースも、代替地となる可能性があるとみられている。